(1)初めに
今年も有料記事をUPしました。
さっそくご購読してくださったみなさん、ありがとうございます。
去年に続けて2年、お買い上げくださった読者の方もおられます。
本当に、感謝の言葉しかありません。
今年も去年に増してブラッシュアップした情報をお届けしたいと、ゴールデンウィークも血統研究に余念がない毎日です。
さて、今年もまだまだこれから有料記事をみなさんにお届けしたいと考えております。
考えてみれば、今まで選馬の方針を説明してきませんでしたが、今回は馬選びの考え方について、お話しさせていただきたいと思います。
(2)すべての募集馬を評価することはできない
まず、1口馬主の有料記事の多くが取っているように、全馬の解説とランク(レベル)評価はしません。
私の相馬眼はすべての馬がわかるほどの域にとても達していないこと。
それから、ABCのような厳密な評価の基準をする自信がないからです。
(3)目標は重賞優勝馬の発掘
私が有料記事で高評価とする馬の基準は、第一に勝ち上がれること(これは当然です)。
勝ち上がっても、1勝クラス頭打ちにはならないことが最低条件です。
そして、募集額を回収できること。
できればオープンに行って、あわよくば重賞を勝てることです。
私が高く取り上げる馬は、クラシック制覇とか、G1優勝などとでかいことは言いません。
「重賞制覇が期待できる馬」というイメージでとらえてもらえればと思います。
(4)低~中価格帯の馬を中心に取り上げる
それと、あまり高額の馬は取り上げません。
あくまでも自分の出資する(出資できる)馬について詳しく見ています。
なので、価格は高くて1口100万円程度。
低~中価格帯の馬を中心に見ています。
だいいち、高い馬は血統もいいから、ある意味、走って当然。血統の字ヅラでみな欲しいと思う馬なのですから、あえて有料情報で書く必要もないかと思うわけです。
ただ、低~中価格帯でも結果として人気馬を推す場合もあります。
当時は有料記事は書いていませんでしたが、ヴェルトライゼンデ (マンデラの2017)がそんなタイプの一押し馬でした。
理想はクロノジェネシスのように安くて、人気の盲点になっていて、大活躍する馬を掘り出したいです。
でも、レースパフォーマンスと1口馬主の人気には直接的な因果関係はありませんから、今年、私が高評価する馬が人気馬か穴馬になるかはわかりません。
(5)客観的な評価方法
読者のみなさんが一番関心があるのが、評価方法なのではないでしょうか。
ジェンテイルドンナに出資したときは、直感的なヒラメキでした。
血統表で予め目ぼしをつけていて、その後、写真や動画の動きを見て決めました。
このような主観的なものは、言葉にしづらい。
しかも、第六感には波があります。
事実、その後にカンに頼った数年間、結果はボロボロでした。
そこで、これではいけないと一念発起して、なるべく客観的なデータを中心に馬を見ることを心掛けるようになりました。
実は、活躍する馬にはある傾向があります。
血統であったり、生まれ順であったり、インブリードやクロスの特徴であったりするわけですが、今までメディアであまり大きく取り上げられない観点を掘り下げて研究してわかった事実を有料記事では書いています。
また、日本でほとんど誰も言わなかった、書かれなかった(と思われる)情報を紹介することもあります。
すべてのメディアに目を通していませんから、「日本でほとんど誰も言わなかった、書かれなかった」というのは、言い過ぎかもしれませんが。
ただ、最初にデータ分析で絞った馬は、ピンポイントで「これだ」と1頭に焦点を当てたものではありません。
好走すると思われる条件を提示してそれに該当する馬たちのリストを作成して記事では提供しています。
今年最初の有料記事がそれです。
あくまで、みなさんの馬選びの補助線を引く作業をさせていただく、という心づもりです。
認知科学では、選択する対象が多いと何も選べない人が多いことが明らかになっています。
だから、十頭前後にスクリーニングすると、そこから集中力を発揮して、みなさんが当たり馬にたどりつくことができる。
その準備にお役に立てればという思いでこの記事は書きました。
(6)最後には1頭 or 数頭に絞る方法
有料記事(一番下に貼りました)で十頭前後にふるいにかけたあとは、最終的に1頭 or 数頭に絞るのですが、その際に参考にするるのは厩舎と馬体写真、動画の歩様に加え、測尺が大きな決め手となります。
去年開発した新測尺法は自分でも大きな武器となると確信しています。
https://ameblo.jp/aromacandle777/entry-12598094302.html
https://ameblo.jp/aromacandle777/entry-12598558454.html
https://ameblo.jp/aromacandle777/entry-12600775077.html
この測尺評価法の計算方法については、次回、エフフォーリアの1歳募集時のデータをもとに解説したいと思います。
さて、この皐月賞馬のポテンシャルが1歳募集時の測尺だけで判別できるものなのでしょうか?
結果はお楽しみに。
(7)社台・サンデーサラブレッドクラブ募集馬の「重賞候補馬」は測尺発表後にUPします
すでに有料記事で有力馬のリストを発表しています。
さらに、このブログでチョイスした「サンデーサイレンスの4×3(3×4)」のクロスを持つ馬たち、母父キンカメや母父クロフネ牝馬の馬達たちのリストから、新側尺評価法でふるいにかけていきます。
そうして最後に残った馬たちを「重賞優勝候補馬」として、これから有料記事で発表したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
読者のみなさまへ
トンボの眼鏡より