【肩が立っている馬は走らない?】サンデーサラブレッドクラブサラブレッドクラブ2019年募集馬

前回、ランズエッジの18の例を挙げて、肩が寝ている馬の評価について思うところを書いた。

(1)肩が立ち気味の馬キャットコインの18

「【馬体がイケてない馬】サンデーサラブレッドクラブ2019年募集」

ざっとカタログRDF板の写真を見て、ちょっとこれは問題かも、という馬を今回は書かせてもらいます。 一見してわかりやすい例を1...

今回は、逆に肩が立っている馬について考えたい。

2019年のサンデーサラブレッドクラブ募集馬に肩が立っている馬がいる。

それはキャットコインの18(牡馬、父ルーラーシップ)だ。

以下にPDFファイルからカタログ写真を再掲させていただくが、参考のために、同じルーラーシップ産駒のクラブ募集馬の写真を並べてみる。

こうしてルーラーシップ産駒の3頭を並べて比べてみると、キャットコインの18の肩が立ち気味なのがわかるだろう。

(2)母馬のキャットコインと比較する

キャットコインの18は初仔なので、前回の肩が寝ていたランズエッジの18のように他のきょうだい達と比較することはできない。

そこで、今回は母馬のキャットコインの1歳募集時写真と比べてみて考えることにする。

上の写真がキャットコイン(募集名ストレイキャットの12)。参考までに下にキャットコインの18をもう一度並べた。

母のキャットコイン(募集名ストレイキャットの12)も娘のキャットコインの18ほどではないが、肩がやや立っている。

さすが母子だけあって、両馬はよく似ている。

キャットコインの18の首の特徴は母馬の体型を遺伝的に受け継いだものと考えることができる。

母馬のキャットコインは新馬から3連勝でG3クイーンカップを勝った。

このような点から、娘の本馬が肩が立っているというだけで出資を見送る理由にはならない。

(3)肩が立っている馬のレースパフォーマンスは?

肩が寝ている馬の場合、馬の筋力が弱いことに起因する場合があり、レースパーフォーマンスにも悪い影響を与えるからマイナス要因になり得る。ただ、馬体の他のパーツと合わせて総合的に判断するほうがよい。

肩が立っている馬は焦(い)れ込む気性のために、このような姿勢を取るケースがある。

焦れ込み癖のある馬は、レース前やレース中に余計な力が入ってしまって、思うような結果を出せないことが多い。

しかし、肩が立っている馬はすべてダメということにもならない。

肩が立ち気味の馬は単距離に適性を示し、スピードのある快速馬や逃げ馬のケースが多い。

有名な例がキングヘイローだ。

キングヘイローは頭を上げたまま走る。

ふつうはこの走法は風の抵抗を大きく受ける。

また、首を上下に振ることで、テコのようにして推進力が生まれるから、いわゆる「頭が高い馬」はあまり好まれない。

しかし、キングヘイローの場合、この馬の個性といってよく、こうした「頭が高い」走りでG1高松宮記念を優勝した。

(4)キャットコインの18の評価

改めてキャットコインの18のカタログ写真を見てみよう。

スラリとした馬体で、ルーラーシップ産駒らしく立ち姿をよく見せる。

ただ、初仔だけに、やや小さいような印象を受ける。

母のキャットコインは434キロでデビュー戦を迎えて勝利した。

これから発表される測尺を見て、430キロ台以上でデビューできる公算が高ければ出資を検討してもよいかもしれない。

ただ、本馬は牡馬であるため、欲をいえば、デビュー時の馬体重は最低450キロは欲しい。

個人的には、キャットコインの18は出資希望リストに入らない。

スピードと瞬発力を必要とする近年の芝重賞において、ルーラーシップ産駒は後手に回る。

キセキのようにG1菊花賞を勝った産駒もいるが、晩成傾向にあるこの産駒は、春のクラシックはリリーノーブルのように2着止まり。

しかもダンビュライト(京都記念、アメリカジョッキーC)のように、ルーラーシップ産駒は重賞競走を勝ってもG2まで、というのが個人的な評価だ。

ダンビュライトぐらい稼げればいいじゃないか。なんで不満があるのか?

と逆に問い詰められると答えに窮するかもしれない。

自分はG1馬に出資することが目標だから、とここでは答えておきたい。

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