【1口馬主大作戦】募集時に小さい馬は走るか? 走らないか?

(1)シユーマの14の衝撃

サンデーサラブレッドクラブで2015年に募集されたシユーマの14の測尺が2015年6月10日に発表されて、衝撃が走った。馬体重がなんと357キロ!


馬体は柔らかみがあって、ダントツに良く見えただけに、残念、との思いがよぎった。


もちろん、当方の実績では買えない馬。けれど、ラッキーナンバーの10口がある。だから、出資できる可能性はゼロではない。私は大いに悩んだ。

(2)過去のクラブ募集馬で小さい馬の競走成績を考える

そこで、クラブ募集馬で、過去に馬体重が小さい馬がデビュー後にどのような経過をたどったか。私の記憶に頼ってサンプルを抽出してみた。

まずは、ドリームジャーニー。この馬は2005年のサンデーサラブレッドクラブ募集馬。募集時の6月384キロ、デビュー時426キロ。その後も体重は増えず、マックスで2011年4月3日のGⅡ産経大阪杯で442キロまで。

しかし、朝日フューチュリティ、宝塚記念、アリマ記念とGⅠを3勝して種牡馬になった。馬体が小さいのはこの馬の個性で、これが競走成績で不利に働いたとは言えない。

一方、私が出資したG1サラブレッドクラブの2013年募集馬マーシフルハートは募集時の6月の馬体重が342キロ。デビュー時は384キロで2着。その後、中央で10戦して勝てず、地方の園田に転厩して5戦2勝も、内容から中央に復帰できずに引退した。

園田の最終戦は371キロまで落ち込み、馬体重を考慮して強い調教ができずに、牧場も調教師も匙を投げて、タオルも投じられてゲームセット。

マーシフルハートは、丈も低く、レースでは、仔馬が1頭だけ混じって走っているような印象を受けた。

(3)小さい馬の可否。最低限言えること。

それでは、募集時に馬体重が少ない馬を取ってはいけないのか?

実は、私の出資馬でもう2頭、小さい馬がいる。

グリーンファーム所属の5歳牝馬サザナミ(父.ディープインパクト,母.クーデンビーチ、2月20日生まれ)と5歳牡馬ジュヒョウ(父.ステイゴールド,母.アスピリンスノー、2月27日生まれ).

両馬とも募集時は、1歳の8月時点で、サザナミは392キロ、ジュヒョウは404キロ。

2月の早生まれにしては、少し小さい。

デビュー時の馬体重は、サザナミが396キロで4着、ジュヒョウは404キロで8着。

その後、サザナミは12戦で4勝して、現在は1600万下クラス、かたやジュヒョウは26戦で2勝で500万下クラスで中央現役を終え、地方へ転売された。

小さい馬でも、その後の戦績はこのように異なる。

サザナミは出資額を十分ペイしている。ジュヒョウはやや赤字だが、26戦もしてくれて、出走手当をくわえてきてくれて助かった。

ここで、小さい馬の可否について、最低限言えることは以下の通りだ。


データをきちんと取ってはいないが、勝ち上がり率や獲得賞金で見ると、傾向として募集時に小さい馬は劣るという印象を持つ。かと言って、小さい馬が必ず走らない、だから、出資してはいけない、と断定することもできない。


また、冒頭で挙げたシユーマの14、競争馬名ヘリファリテは3歳4月に484キロまで成長してデビューを迎えた。2019年2月17日現在まで4勝して、準オープンにまで出世している。

ちなみにヘリファリテの生まれ月は4月9日。

遅生まれの馬は伸びシロがあり、募集時に小さくても悲観しなくてもよい場合もある。

うだうだと書いて、結局、募集時に小さい馬は、切りなの、アリなの?

と結論を急ぐ思いを持つ方も大勢おられるかと思うなか、明確な判断を下せずにここまで引っ張って申し訳ない。

生まれ月やその馬自身の能力、血統背景、デビュー月やデビューまでの調教や経緯など検討要素は多数あって、馬体重だけで馬の絶対能力を単純に比較することはできない。

最後、シロクロをつけない結論になって申し訳ない。

ブログ主の成績はYouTube、「獲得賞金8千万円‗1口馬主、全成績を丸裸にする」をご参照ください


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