【1口馬主】国枝栄厩舎/極私的厩舎別満足度/第4回

評価基準は以下の通り。引退調教師は除く
★…敬遠したい
★★…普通
★★★…大満足

国枝栄(美浦)★★ 出資馬:ガムラン(サンデーサラブレッドクラブ、1000万下、3勝)

コナピーベリー(G1サラブレッドクラブ、500万下、1勝)

国枝師と言えば、3冠馬のアパパネ。

それから、管理馬の獲得賞金第一位のブラックホーク。

金子真人さんとこの馬か、牝馬しか走らないイメージがある。

社台系のクラブ馬との相性もあまりよくない。

しかし、近年、G1サラブレッドクラブの牡馬、タンタアレグリア(G2アメリカジョッキークラブカップ)やシルクホースクラブの2冠馬のアーモンドアイと、社台系クラブの活躍馬が現れるようになった。

私の出資馬ガムランは新馬、500万下と2連勝で挑んだ2010年12月15日の全日本2歳優駿で4着と敗退して以降、3歳から1年以上競馬を使えない状態が続いた。

その長期休養期間、馬がなぜ使えないのか、どこがどう悪いのか、という具体的な情報(疾患名)が出資者にほとんど入ってこなかった。

以下、サンデーサラブレッドクラブのホームページから引用する。

(写真、文章転載の許可をサンデーサラブレッドクラブから頂いております)

左前脚の繋の内側に若干の腫れがみられました。(2011年2月2日)<美浦TC>

依然として腫れがひきません。獣医師によると「腱は問題なさそうなので、打撲をしたのではないか」とのことです。(2011年2月3日)<美浦TC>

左前脚球節部の腫れのために放牧に出ましたが、当初の見立てどおり、腱には問題ありません。(2011年2月14日)<山元TC>

今週(月)の午後から左後蹄挫石(2011年9月14日)<NF早来>

すったもんだの挙句、復帰のダート戦(2012年1月15日)で6着。

その後、2013年7月に1勝するも、その後はしりすぼみに戦績を落としていった。

結局、なぜ1年も復帰の理由が遅れたのかが、明確にわからない。

9月のアクシデントは、左後蹄挫石とはっきり原因が記されているが、それまでの休養は、「左前脚の繋の内側に若干の腫れ」としか出資者には知らされず、原因が何なのかわからずじまいだった。

そして、2013年4月25日の<美浦TC>の情報で、DDSP(走行中に喉の弁が引っ繰り返ったように後方に変位する症状)が発症したと初めて書かれる。5歳になっていきなり、だ。

DDSPは1歳や2歳の若駒に見られる症状なので、いきなり5歳で発症と言うのは腑に落ちない。

3歳のアクシデントは牧場(ノーザンファーム早来)が馬の症状を把握しきれていない、あるいは、情報を出資者にはっきりと出さないというところに問題があり、国枝師が関与するものではない。

しかし、DDSPの情報公開については、あまりにも遅きに失した感がある。

その後、ガムランはもう一度、挫石を発症しているので、もともと蹄が弱い馬であったのだろう。だが、そのことも、当初は私たちにまったく知らされていない。

馬の体質が弱く、休養がちなのは仕方ない。

それで勝てないのはやむをえない。

ただ、私たち出資者に対して、なぜ長期休養を余儀なくしているのか、馬のどこがどのように悪いのかをある程度、的確に把握し、これを伝える説明責任が厩舎や牧場にある。

その点が至らなかった。

この1点が、国枝栄調教師に対する不満だ。

国枝厩舎のもう1頭の預託馬、コナピーベリー(ガムランの弟)は、2戦目で勝ち上がるも、3戦目のレース後に屈腱炎を発症して引退。

この血統は脚もとが弱かった。

でも、さらにその弟は個人馬主に買われて3勝も、重賞2着が4回あるダノンリバティ。

現在はオーストラリアに移籍し、新天地に活躍の舞台を移している。

結果論になるけれど、結局、脚もとに問題がある馬はクラブにおろして、活躍馬は個人に売られる。

なんだか、クラブに手玉に取られた、っていうのが感想だ。

私の馬友は国枝厩舎に対して「これといって、確たるポリシーがあるとは思えない」と酷評している。

実績から、今年、2冠馬を出したので、関東では指折り数えられる優秀な調教師であることには間違いないけれど、私とは相性が悪かった。

もう、二度と再び出資しません、とは言わないけれど、進んで行きたいとは思わない。

だから星2つ(★★)としました。

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