社台サラブレッドクラブ、ガリバルディのモヤモヤ感が残る去就。

昨日、クラブホームページで社台サラブレッドクラブ、ガリバルディの今後の方針が発表された。

引退という言葉で表現できない。

中央登録抹消とも現時点では言えない。

正確には、ファンド終了で、「サラブレッドオークション」(主催:サラブレッドオークション事務局)に上場し、売却することに決定した、とのこと。

26戦6勝。獲得賞金1億6,837万円。2016年のG3中京記念優勝。

G1マイルチャンピオンSにも2年連続で出走した(2016年7着、2017年11着)。

7歳まで大きな怪我もなくコンスタントに使い続けて、本当に馬主孝行な馬だったと思う。

クラブ側は、国内および海外を含めて、種牡馬入りの方向で模索してきたが、条件面で折り合わず、いくつかのオファーを断ったという。そこで、やむなく、来週8/30(木)に開催される「サラブレッドオークション」に上場し、売却する運びとなった。

売却先によっては種牡馬、あるいは海外への移籍の可能性もあるが、地方競馬に売却される可能性もあり、その場合JRA登録抹消となる。

だから、現時点では、お疲れ様と言って、労をねぎらうこともできない。

ガリバルディには出資していなかったが、私にとっては、何かと因縁のある馬だ。

2013年12月1日の阪神競馬場で行われた2歳未勝利に、私の出資馬シーサイドバウンドが出走した。快調に大逃げを打って、勝利目前というとき、猛然と追い込んできた馬がいた。

それがガリバルディだった。この馬の鬼脚の前にシーサイドバウンドは2着に屈し、以降、勝ちあがるまでに7戦を費やした。

つい先ほど書いた記事「社台ファーム生産馬は傍流の種牡馬を狙え~レッドアネモスの新馬戦優勝から考える」で、社台サラブレッドクラブの高額ディープインパクト産駒は敬遠するのがセオリーと書いたばかりだが、ガリバルディはその高額ディープインパクト産駒の中でも例外中の例外。重賞を勝った活躍馬だ。

兄にマルカシェンク、姉にザレマがいる良血。

オークションで誰に買われるかはわからない。

だが、いい馬主に巡り合って、第二の人生(馬生)を穏やかに迎えられることを切に願っている。

やはり、ガリバルディ、お疲れ様と言おう。

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