【フェイズ2.5】の時代の馬選び(第2回)

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(1)はじめに

フェイ ズ1.0はサンデーサイレンス、フェイズ2.0はサンデーの仔、フェイズ3.0はサンデーの孫が種牡馬として活躍する時代。

現在は、フェイズ2.0 の時代を牽引したディープインパクトが亡くなって、 サンデーの孫 が種牡馬として本格的に活躍するフェイズ3.0に入る前の移行期にあたる。

こうした時代観のもとに、いまを【フェイズ2.5】の時代と位置付けることができる。

【フェイズ2.5】の時代 を迎えたいま、私たち1口馬主は、どのような種牡馬の子どもを選べばいいのだろうか。

こんな趣旨で本シリーズを書いてみた。

(2)サンデーサイレンスの血を持たない種牡馬は不利

初めに基本的なデータから。

下の表は、JRAの重賞優勝馬の血統のうち、サンデーサイレンスの血を含む馬のパーセンテージを表したものである。

2018年と2022年とを比較した。

2019年にディープインパクトが亡くなったが、その年より前(2018年)は85.6%もの馬が サンデーサイレンスの血を 持っていた。

ディープが亡くなった後(2022年)には、さらに数値が上がり、89.3 %、なんと9割近い馬が サンデーサイレンスの血を持ち、いまや サンデーサイレンスの血を持たない馬は圧倒的に不利な状況に立たされている。

新種牡馬のブリックスアンドモルタルやレイデオロ産駒がなかなか新馬戦で勝てず、苦境に立たされているが、 サンデーサイレンスの血を持たない種牡馬という触れ込みは、上のデータを見れば、それが売り込み材料ではなく、逆に懸念材料にしかならないことが明白である。

(3)やはり凄かった! サンデーサイレンスの血には抗(あらが)えない

なぜ、こうした状況になってしまったのか。

【フェイズ1.0】の時代には、サンデーサイレンスの種付け料が高く、サンデーサイレンスの血は貴重なために、この血を持つ馬は少ないために、サンデーの産駒が重賞優勝を独占することは多くはなかった。

それが 【フェイズ2.0】の時代には、サンデーサイレンス直子が増え、サンデーの血が拡散していき、重賞優勝馬に占めるサンデーの血を引く馬の割合が次第に増え、 2022年には重賞優勝馬の9割近い馬が5代血統表のどこかにサンデーサイレンスの血を持つようになった。

これは、サンデーサイレンスの血が伝えるスピードと瞬発力が現代の日本競馬で重賞を勝つマストアイテムとなっていることを如実に物語っている。

今回の結論としては、以下の事実を指摘したい。

上記の簡単なデータから、 【フェイズ2.5】の時代 の馬選びは、やはり「 サンデーサイレンスの血を 引く種牡馬の産駒から」が基本となる。

このことを今回の記事で確認しておきたい。

【お断り】

「相馬の梁山泊」の初めの時期では、「【フェイズ3.0】の時代の馬選び」としていましたが、「【フェイズ2.5】の時代の馬選び」に変更しました。

【フェイズ2.5】の時代の馬選び(第2回)終わり

次回に【フェイズ2.5】の時代の馬選び(第3回)続く

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