(1)はじめに
先日は、ノーザンファーム生産のドゥラメンテ産駒の血統評価について書いてみた。
今回は、社台、白老、追分ファーム生産のドゥラメンテ産駒について取り上げてみたい。
(2)社台、白老、追分ファーム生産ドゥラメンテ産駒リスト
社台サラブレッドクラブ募集予定馬3頭。G1サラブレッドクラブ
募集予定馬3頭だ。
ノーザンファーム生産でサンデーサラブレッドクラブ募集予定のドゥラメンテ産駒が5頭だから、少ない。
繁殖牝馬も、ノーザンファームに比べて格落ちの感が否めない。
あけすけに言うと、社台はやる気がない。
だから、あまり進んで取りたい馬が少ないので、今回はスキアの18についてだけ書かせてもらうことにする。
(3)スキアの18
この馬の最大の注目点は兄がヴァンドギャルドだということだ。
スキアの18の評価を下す前に、まずヴァンドギャルドについて書かねばならない。
初めにヴァンドギャルドの基本的なデータから紹介したい。
2017年に社台サラブレッドクラブから1口200万円で募集された。募集時の馬名がスキアの16。
栗東の藤原英昭厩舎に預託され、競走成績は6戦1勝 [1-0-2-3] 。獲得賞金は3,064万円 (2019年4月14日現在)。
こういう言い方は嫌味だが、社台にしてはがんばっている。
重賞も5度出走した。G3東京スポーツ2歳ステークス(3着)、G1ホープフルステークス(6着)、G3きさらぎ賞(4着)、G3毎日杯(3着)、G3アーリントンカップ(9着)。
馬券圏内に2回入っているから善戦マンといっていいだろう。
でも、競走成績が正直イマイチの感がぬぐえない。
出資者からすれば、重賞で見られる喜びはある。でも、コスパから考えると、1口200万円の割だからもっと走ってくれてもいいだろう、というのは非出資者の私の感想。
このヴァンドギャルドの下が今年募集のスキアの18。
ドゥラメンテ産駒だからと言って、正直、積極的に取りに行きたい血統とはいえない。
ドゥラメンテ産駒に出資するなら、やはりノーザンファーム生産のサンデーサラブレッドクラブ募集馬から選ぶのが筋だろう。
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