ドゥラメンテ産駒で当たりはどれか?②馬見の達人の馬主に教えてもらった

(1)ミーハーな超良血のドゥラメンテ産駒

ドゥラメンテ産駒で当たりはどれか?

なんて企画を立てちゃって、いざ記事を書こうと思ったが、困った。

血統の字面からみれば、 ノーザンファーム生産でミーハーな超良血馬は以下の通り。


・スイープトウショウの2018

・ ヒルダズパッションの2018(兄に ターフクラシックS(G1)優勝のYoshida)

・アイムユアーズの2018

・ アコースティクスの2018( 兄に東京優駿(G1)優勝のロジユニヴァース)

・ヴィアメディチの2018(兄に朝日フューチュリティ(G1)優勝のアドマイヤマーズ )

・スターアイルの2018( 姉にNHKマイルC(G1)、マイルチャンピオンS(G1)優勝のミッキーアイル)

このあたりの超良血馬を挙げて、 騒ぎ立てるのがいちばん簡単だ。

今が旬のアドマイヤマーズの妹のヴィアメディチの2018がクラブに回ってきてほしい。

クラブで募集されたら、いったい総額そして1口価格はいくらになるのだろう。

とでも書いておけばよい。

でも、そんなことはとっくに誰かがブログですでに書いていることだろう。

ヒネクレ者の私は、なるべく人の書かないことを書きたい。

かと言ってどうオリジナリティをどう発揮すればよいものか。

馬体はまだわからない。預託厩舎も未発表だし、そもそもクラブに回ってくるかさえ定かではない。

そんな情報が限られる中、何を手掛かりに書けばいいのか、正直途方に暮れた。

さんざん悩んだ挙句、あることを思いついた。

(2)ドゥラメンテ産駒を実際に買った人に聞け

どうせ、血統のことなど素人の私にはわからない。

ならば、この事実を前提に、血統見の達人に聞けばいい。ドゥラメンテ産駒を買った人ならなおいい。

馬主さんのところに行って、「すいません。ドゥラメンテ産駒の当たり馬を見つける方法を教えてください」と言って、簡単に教えてくれるお人好しはいない。

それじゃあ、どうするか。

去年(2018年)のセレクトセールで初年度のドゥラメンテ産駒当歳馬を競り落とした達人の馬主さんが、なぜその馬を落札したかを考えればよい。

当歳馬はセリにかけられる馬がまだ成長途上なので、馬体評価よりも純粋な血統評価が競り値に直結する場合が多い。

だから、達人が落札した馬の血統構成に近い馬をチョイスすれば当たり馬を

引き当てる可能性が高まる。

問題はその達人は誰か、ということだ。

〇〇さんのように良血馬を高額で競り落としてもぜんぜん走らないってんじゃ話にならない。

去年(2018年)のセレクトセールでノーザンファーム生産のドゥラメンテ産駒を競り落とした人物は6人。その落札者と価格は前回の記事で書いた。

http://soumaryouzanpaku.net/wp-admin/post.php?post=2771&action=edit

この6人の中に、幸運にも達人がひとりいた。

その人物こそ 野田みづき氏 だ。

野田氏といえば、ミッキーの冠号で知られる競走馬で知られ、ミッキーアイル、

ミッキークイーン、ミッキーロケットなどのGⅠ馬のオーナーだ。

このほかにもミッキー冠号馬は大ハズレは少なく比較的コンスタントに走っている印象を受ける。

これのことからも独自の選馬眼と血統理論をお持ちであることがうかがえる。

この野田みづき氏が選んだドゥラメンテ産駒が エクシードリミッツの2018だ。父が Exceed And Excel で2月26日生まれの初子の牝馬。


母馬のエクシードリミッツは新潟の芝直線1000m コースの500万下特別
飛翔特別など1000~1200mを3勝している。

とにかく、ハナっ早い、韋駄天(いだてん)走りで鳴る馬だ。

また、エクシードリミッツの2018の血統的な特徴は、Danzigの4 × 5 (9.38%)というクロスを持っている点だ。

日本でのDanzig産駒といえば、ビコーペガサスやステキシンスケクンなどの快速馬を輩出した。

このDanzigのあふれるスピードは母のエクシードリミッツを介してこの子にも十分に受け継がれている。

おそらく野田みづき氏はそう判断されて、この馬を1本釣りしたのだろう。

達人の教えは1つ。


当たりのドゥラメンテ産駒は快速馬のクロスが入った馬を狙え! だ。 

(3)ドゥラメンテ産駒の当たり馬は快速馬のクロスが入った馬を狙え

「快速馬のクロスが入った馬」といって、血統表を調べてみたものの、ドゥラメンテ産駒はMr.Prospector のクロスを持つ馬がやたらと目につく。

ミスプロ系はダートや芝の単距離には強いがクラシックディスタンスに強い印象はない。

母系に入っても、ここ一番の勝負に底力を発揮するとは思えない。

たとえば、ディープインパクト産駒でもヴィルシーナやデニムアンドルビーなど、母系にミスプロが入ってGⅠを勝つ馬がいるが、この2頭とも母系にヌレイエフ(Nureyev)が入っている。

同じスピードタイプでもGⅠ級の血の力を供給できるのはミスプロではなくヌレイエフのほうだ。

これは、アーモンドアイ(Nureyevの5 × 3=15.63%)やミッキーロケット
(Nureyevの4 × 4=12.50%)などの、最近G1を勝った馬に見られる傾向で、ヌレイエフのクロスはもはやトレンドといってもよい。

だから、「快速馬のクロスが入った」ドゥラメンテ産駒でも、こうした予測の下にヌレイエフのクロスが入った馬がいないかと思いながら探した。

すると2頭ヒットした。

(4)結論。ドゥラメンテ産駒の当たり馬は、この2頭。

該当する馬は以下の2頭。

・モシーンの2018、牝馬:母父Fastnet Rock、 Nureyevの 5 × 4(9.38%)

・スターアイルの2018、牝馬:母父ロックオブジブラルタル、 Nureyevの
5 × 3(15.63% )

モシーンの2018は、姉にフェアリーS(G3)、関屋記念(G3)優勝馬の
プリモシーンがいる良血馬。

スターアイルの2018は冒頭で紹介したように、姉にミッキーアイル がいる超良血馬だ。

モシーンの2018は姉と同じシルクでの募集だろう。

残るスターアイルはサンデーサラブレッドクラブで募集されることを願う。

もちろん、そうなった場合、馬体や厩舎、1口価格を踏まえて、応募するか同課の判断となる。

この記事がみなさんの選馬の一助になってもらえれば幸いだ。

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