【リーフラグーンの評価】ドゥラメンテ産駒は活躍するのか(サンデーサラブレッドクラブ編)

(1)リーフラグーンの基本データ

パシフィックギャルの2018は2019年、1口60万円でサンデーサラブレッドクラブから募集された牝馬だ(美浦・田中博康厩舎に預託予定)。

このたびディアマンテールと名前が決定した。

母のパシフィックギャル (2011年生まれ、父ゼンノロブロイ、1勝 )はフラワーC(G3)、アルテミスS(G) 2着 馬だ。-

兄のフィリアーノ (牡馬、2016年生まれ、父ルーラーシップ、1勝)は中央現役で1勝クラス(旧500万下)に在籍している。

(2)リーフラグーンの馬体評価

リーフラグーンの1歳募集時(2019年5月6日撮影)
リーフラグーンの2歳の最新写真(2020年3月1日)
ドゥラメンテの1歳募集時写真

リーフラグーンもトモから後肢のラインが父ドゥラメンテの面影を残している。

青鹿毛で見栄えがする。

こういう黒い毛色の馬は実態以上によく見える。

人気も過剰しがちなので注意が必要だ。

毎年、6・7月から各クラブの1口馬主の募集時期を迎え、 1口馬主の掲示板は人気馬の話題で活気づく。 1歳で出資契約が決まり、1年、2年が経ち、人気馬の将来像が 見え始めると、競走馬は必ずしも募集時の人気通りには走らず、 改めて選馬の難しさを思い知らされることになる。 毎年思うのだが、黒鹿毛、青鹿毛の黒色系の毛色の馬が人気を集めることが多い。 今年の1番人気の馬、マンデラの17がまさにこのタイプ。

リーフラグーンの募集時測尺は以下の通り。

体高149.5、胸囲164.5、管囲19.3、体重399

●1歳募集時の理想的な測尺

胸囲172cm以上、管囲20cm以上、体重420~455キロ。

リーフラグーンは測尺基準値のどの項目も大きく下回る。

ただし5月1日の遅生まれだから割り引かなければならないだろう。

最新の馬体重が457kg(2020年3月6日現在)。

募集時から60キロ近く成長した。

右前脚にソエの症状が出て、現在は騎乗を中止しウォーキングマシンの運動にとどめているということで少し心配だ。

ソエは管骨骨膜炎のことで、若馬の成長過程で多く見られる。 骨が完全に化骨していない若馬に強い調教を行うと発症することがある。

ここは大事をとってしばらく休んでもらうに越したことがない。

(3)クラブコメントからリーフラグーンを評価する

まだ乗り出したばかりですので、自分から走っていくという感じではなく、促してようやく動くという印象です。馬体は幅があり、いい雰囲気の体つきをしています。まだまだこれからの馬という印象ですので、焦らず、じっくりと進めます。

2019年10月4日のサンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより引用させていただきました。

調教に慣れてきたことで、ほどよい前向きさが出てきました。ときおりカイバ食いが落ちることはあるものの、ボディーコンディションはいい状態をキープできています。幅があり、いい雰囲気の体つきをしており、さらなるペースアップにも問題なく対応していけそうです。

2019年11月1日のサンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより引用させていただきました。

今はさらなるペースアップに向けたアプローチとして、ハロン17秒のペースでさらに体を動かしていくイメージで調教を行っています。人からのプレッシャーが増していますが、カイバ食いは安定しており、精神的な面で強くなっていることがうかがえます。走りをみるとバランスを欠くことはあるものの、ハミに向かって真っすぐに走れているので心配はしていません。

2019年12月6日のサンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより引用させていただきました。

ハロン16秒のメニューではやや手応えに余裕がなくなるので、乗り込みながら適応するのを待っています。少し前に伸びていく感じの走りで、力をためる走り方を教えていく必要があります。ただし、教えることでプレッシャーをかけ過ぎて、前向きで真面目な面を損なうことがないように、注意しながら進めていきます。

2020年1月6日のサンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより引用させていただきました。

少し胴が伸び、前後にゆったりとしたシルエットになってきました。それでも成長曲線が緩いタイプなので、本当に良くなってくるのは暖かくなってからだと思われます。調教での動きは、少し頭の高いフォームですが、前向きさがあり好感がもてます。今後の成長で筋肉が付き、体の使い方を覚えてくればさらに良くなるはずです。

2020年2月7日のサンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより引用させていただきました。

先月下旬までは屋内坂路コースでハロン16秒のペースでの乗り込みを続けていましたが、右前脚にソエの症状が出たために、現在はウォーキングマシンの運動にとどめています。ソエの痛みが落ち着き次第、トレッドミルから騎乗運動へと進めていく予定です。騎乗運動を休まざるをえないのは残念ですが、最近は馬体に大きな変化がみられず、もうひと成長が欲しいところでした。この休養が馬体の成長に寄与するのではと前向きにとらえています。

2020年3月6日のサンデーサラブレッドクラブ公式ホームページより引用させていただきました。

 少し心配なコメントが並んでいる。

「ハロン16秒のメニューではやや手応えに余裕がなくなる」というのがやや暗雲だ。

ハロン15秒を楽にこなせるようにならなければ入厩の声がかからない。

「少し前に伸びていく感じの走り」ということで、フォームにも課題があるが、これは体力面の問題とこれを補完する筋肉がまだつききっていないからだろう。

こうした不適応がソエという形で現れている。

ゆっくりと成長を促しながらこの馬に合った調整をしてもらいたい。

(4)リーフラグーンの調教動画を見ての評価

●2019年12月25日の調教動画

声をかけると甘えるそぶりをして可愛い。

澄んだ目がなんとも印象的だ。

まだ坂路調教はしていない。軽い乗り運動だけだ。

●2020年3月2日の調教動画(ラップは17.1-16.8-17.2 3F51.1)

ラップが入り(17.1)よりもあがり(17.2)のほうがかかっているというのが気になる。

最後はへたばったか。

初めは左のラチ添いをぴったりと進んでスピードが乗ってきたら、中央に出して進む。

この16-16を丹念に繰り返して、少しずつペースを上げていくほうがよいのかもしれない。

若馬の脚に負担をかけないよう、ゆっくりじっくりと調整を進めてほしい。

デビューは多少遅くなるかもしれない。

(5)リーフラグーンの評価のまとめ

5月1日という生まれ月もあり、また2020年2月7日のクラブホームページのコメントに「成長曲線が緩いタイプなので、本当に良くなってくるのは暖かくなってからだと思われます」とあるように、成長はまだこれから。

その馬の生まれ月や成長曲線に個性があるので、最終的にレースに出てからどう変わるかは未知数の部分がある。

けれど現段階の評価としては、厳しいものがある。

競走馬は人間と違って、レースのタイムや着順による絶対的な評価に立たされる。

その馬の個性を大切にするのはよいが、期限が設定されたなかで、すでに競争が始まっている。

生存をかけた過酷な競争を勝ち抜くために、特にリーフラグーンは牝馬ということで、繁殖牝馬として生き残れるような成績を残すようにがんばってもらいたい。

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