【コナブリュワーズの18】サンデーサラブレッドクラブ募集馬2019検討会

ブルードメアサイアーがキングカメハメハの馬を1頭ずつ検討しています。

(1)コナブリュワーズの18の基本データ

2頭目がコナブリュワーズの18だ。

基本データ―とカタログ写真は以下の通り。

(2)池江泰寿厩舎に預託されたオルフェーヴル産駒のクラブ馬

コナブリュワーズの18を預託する予定になっている池江泰寿調教師については今さら説明する必要もないだろう。

父のオルフェーヴルを管理したこともあって、クラブのオルフェーヴル産駒がこれまで3頭池江厩舎からデビューしている。

サンデーサラブレッドクラブ所属が2頭、社台サラブレッドクラブ所属が1頭だ。

問題はこの3頭の成績だ。

まずは3頭の基本データから。

マルケッサは兄にサトノダイヤモンド。オーロトラジェは姉にミッキークイーン。シルヴァーソニックは兄にキャプテントゥーレ。

いずれもG1馬をきょうだいに持つ。だから1口価格も100万~150万円と高額に設定されている。

こんな良血馬であるにもかかわらず、成績を見ると、案外な結果に驚く。

3頭のうち勝ちあがった馬が1頭。シルヴァーソニックだ。

シルヴァーソニックの1歳募集時カタログ写真

先日の2019年6月2日の阪神競馬場3歳未勝利戦(芝1800m)で藤岡康太 鞍上で無事勝ち上がりを見せた。

数々の名馬を育てた池江師をもってしてもオルフェーヴル産駒は難しいということか。

(3)池江師はオルフェーヴル産駒の扱いが巧いor下手?

3頭もの良血馬を管理しながら、500万下の条件馬1頭しかいないというのは、池江師の腕が落ちたのだろうか?

確かにそう言う人もいる。サトノダイヤモンドを凱旋門賞でフランスに連れて行って、現地の調教を勉強したことで、帰国後に調教法が変わった、と話す人も。

その詳細は関係者ではないからわからない。

ただ、マルケッサは私が出資していた馬で、その養育から調教、デビューから引退までは追いかけてきたので、他の出資者よりも事情を把握できている。

結論から言えば、マルケッサが勝てなかったのを池江師の責任に帰するつもりはない。

マルケッサはノーザンファーム空港の育成段階から繊細な面があると報告されていた。それからパワー(スタミナ)不足とも。

2017年102017年10月21日の東京競馬場でのデビュー戦(芝1600m)はルメール騎乗も重馬場がこたえて9着。

続く中京での未勝利戦(芝2000m)では飼い食いが悪くマイナス12キロ(432キロ)の馬体重で登場し、追い込むも4着。

以降、デビュー時の馬体重まで回復しきれず、6着(430キロ)、5着、(436キロ)5着(438キロ)で終戦を迎えた。

オルフェーヴル産駒ということで出資した当初は気性面を心配した。

だが、父のオルフェーヴルが見せたような反抗的な気性難ではなく、繊細な牝馬特有の問題が発生した。

入厩して輸送して競馬場に着くと馬体重を減らす。結果、スタミナ不足から思うような成績を残せなかった。

牝馬にはありがちな敗戦パターンで、これをひとり池江師の管理能力で責任を押し付けるのはどうかと思った。

ちなみに、オーロトラジェはかかり癖があり、オルフェーヴルの悪い癖を受け継いでいた。ただ、レースでの不利など不運な面が重なり、左前脚の球節部の骨折もあって現在は療養中だ。

オーロトラジェの1歳募集時カタログ写真

この骨折は厩舎での調教中のできごとであり、ネット上では調教師の責任を追及する声もある。

池江師のオルフェーヴル産駒の扱いの巧拙をこの3頭の事例で判断するのは難しいが、マルケッサについてだけ言えば、調教師個人の責任というより、活躍馬や良血馬を多く抱える大所帯の池江厩舎の雰囲気がただでさえ繊細な牝馬を刺激してストレスから体重減になった可能性は排除できない。

むしろマルケッサのような良血馬で5戦して一度も馬券圏内に食い込めなかったのは、馬自身の能力によるところが大きいと言わねばならない。

マルケッサの1歳募集時カタログ写真

まとめると、オルフェーヴル産駒自体の勝ちあがり率の低さから考えると、3頭中1頭の勝ちあがりは、池江師の能力不足で説明することはできないと考える。

(4)コナブリュワーズの18の血統評価

サンデーサイレンスの3×4(18.75%)、ノーザンテーストの5×4(9.38%)

まずコナブリュワーズの18のは2番仔なのがいい。

この母系(バレークイーン)からはフサイチコンコルドやアンライバルドなどのクラシック馬を輩出している。

母アンブロワーズはJPN3函館2歳ステークスの優勝馬だが、産駒にはオープン馬のテオドールがいるぐらいで重賞勝ち馬の名前は見られない。

しかし、この魅力的な母系からそろそろ一発の予感はある。

(5)コナブリュワーズの18の馬体評価

キングカメハメハが母父につくと、やはり筋肉量が目立つ。

垢ぬけた好馬体は2月生まれの早生まれの利点でもあるのだろう。

個人的な好みで言うと、もう少しふっくらとしているほうがいい。

よく見るとあばら骨が透けてみえる。十分にトレーニングを積んだ競走馬の馬体であればよい兆候だが、食べ盛り育ち盛りのこの時期にあばらが透けて見えるというのは、飼い食いが悪い可能性がある。

ツアーでよく確かめ、できれば牧場スタッフに聞いてみるといい。

(6)コナブリュワーズの最終評価

これもやはり測尺しだい。

カタログのコメントに気になる言葉があった。

「性格的に大人しいとはいえませんが」って、気性が悪いということでは?

この点も含め、ツアーでの実馬の気性や成長状態を見て最終判断を下したい。

馬体は上からS・A・B・Cの4段階でAマイナスぐらいだろうか。

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