【サンデーサラブレッドクラブ2019募集馬検討】ヌレイエフのクロスを持つ馬が魅力

近年のJRA中央競馬の芝コースは高速化して、レコードタイムが頻発している。

(1)アーモンドアイはヌレイエフのクロスを持つ

スピード競馬に対応できない馬はふるいにかけられて、早々に引退に追い込まれている。

これは種牡馬の世界も同じだ。

サンデーサイレンス系でもネオユニヴァースなどスピードや瞬発力がやや劣る種牡馬は種付け頭数を減らすか、ダートに活路を見出すしか生き残れない。

そんなわけで、1口馬主やPOG指名馬選びを血統面から考える場合、スピード値に注目するのは基本中の基本となる。

昨今のロードカナロア産駒の活躍も、カナロア自身のスピード特性に加え、欧州のスピード血統馬のクロスが大きく寄与していると考える。

これは、牝馬3冠にして3歳牝馬でジャパンカップを勝ったアーモンドアイに代表される特徴だ。同馬はヌレイエフ(Nureyev)の5 ×3(15.63%)のクロスを持つ。

(2)ヌレイエフのクロス馬は最近、活躍が目立つ

ヌレイエフのクロスを持つ馬をほかに挙げると、母系にヌレイエフを持つトゥザヴィクトリーの子どもたちだ。

●トゥザグローリー(2007年生まれ、牡馬、父キングカメハメハ、牡馬、G2京都記念ほか)

Nureyevの4 ×3(18.75%)

●トゥザワールド(2011年生まれ、牡馬、父キングカメハメハ、牡馬、G2弥生賞)Nureyevの4 ×3(18.75%)

●トーセンビクトリー(2012年生まれ、牝馬、G3中山牝馬S)Nureyevの4 ×3(18.75%)

惜しくも引退してしまったが、

●ミッキーロケット(2013年生まれ、牡馬、G1宝塚記念)Nureyevの4×4(12.50%)

 ほかには特に最近の重賞競走勝ち馬にこの傾向が目立っている。

●メールドグラース(2015年生まれ、父ルーラーシップ、牡馬、G3新潟大賞典)Nureyevの5 ×3(15.63%)

●リオンリオン(2016年生まれ、牡馬、父ルーラーシップ、ℊ2青葉賞)Nureyevの5 ×4(9.3%)

ほかには1口クラブ馬として、東京サラブレッドクラブのレッドシャーロット(2015年生まれ、牝馬、父ロードカナロア)もNureyevの5×4(9.3%)で、素軽いスピードで2戦目の芝1400未勝利戦を勝ちあがった。

昇級後、足踏みが続いたが近走、500万下条件戦で3戦連続2着にきており、このクラスを勝ちあがるのも目前だ。

(3)ドゥラメンテ産駒でヌレイエフのクロスを持つ馬

以前このブログで「ドゥラメンテ産駒で当たりはどれか?②馬見の達人の馬主に教えてもらった」という記事を書いた。

(1)ミーハーな超良血のドゥラメンテ産駒 ドゥラメンテ産駒で当たりはどれか? なんて企画を立てちゃって、いざ記事を書こうと思っ...

そのなかで、ノーザンファーム生産のドゥラメンテ産駒でヌレイエフのクロスを持つ2頭、モシーンの2018(牝馬、母父Fastnet Rock、 Nureyevの 5 × 4 9.38%)、スターアイルの2018(牝馬:母父ロックオブジブラルタル、 Nureyevの5 × 3 15.63%)を紹介した。

 だが、残念なことにこの2頭ともサンデーサラブレッドクラブ募集馬のリストには入っていなかった。

 そこで、ドゥラメンテ産駒以外からヌレイエフのクロスを持つ馬を探すと、2頭が該当した。

(4)サンデーサラブレッドクラブ募集馬でヌレイエフのクロスを持つ馬

2頭ともミッキーアイル産駒だ。

スーヴェニアギフトの18はヌレイエフの4×4(12.50%)、マトリョーシカの18はヌレイエフの4×5(9.38%)というクロスを持つ。

快速ミッキーアイルの血はヌレイエフのクロスで倍々に増幅される。

ミッキーアイルはG1マイルチャンピオンシップを逃げ切って勝っているが、この豊かなスピードは母系のヌレイエフとDanzigに由来する。

ディープインパクト産駒で母系にDanzigが入った馬といえば、ジェンティルドンナと先日ダービーを勝ったロジャーバローズがいる。

こうしたスピードを凝縮した血統を背景とするミッキーアイル産駒でさらにヌレイエフがクロスで補強されれば、高速に磨きがかかる。

スーヴェニアギフトの18を預託する厩舎は未定だが、マトリョーシカの18のほうは関東の武藤善則厩舎を予定している。

武藤調教師は5月26日現在、今年は6勝で、調教師リーディング103位。

個人的には私はあまりいい印象を持ってはいない。

しかし、ノーザンファーム生産馬の関東馬はノーザンファーム天栄が改修されて以降、めざましい競走成績を上げている。

サンデー関東馬の大半はこの外厩施設で仕上がるので、こうしたアドバンテージに期待できる。

スーヴェニアギフトの18は上が重賞を勝っているので、実績中位の会員から人気を集めるだろう。

ほかにサンデー募集のミッキーアイル産駒は関西馬デュアルストーリーの18がいる。

1口50万円の牡馬というリーズナブルな価格設定に加え、現在調教師リーディング首位の安田隆行厩舎が預託先ということも手伝って、人気が集中するにちがいない。

スーヴェニアギフトの18とデュアルストーリーの18の2頭が人気を吸ってくれるので、マトリョーシカの18は人気の盲点になるのではないだろうか。

(5)結論

ミッキーアイル産駒は価格も安く、血統的に狙い目だが、やはり馬体や動きを写真屋動画で確認したい。

さらに、今年は測尺を最重要視して希望馬を決めるつもりなので、最終判断はそれからになる。

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