【1口馬主確定申告】雑所得20万円以上は必要

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(1)1口馬主でも利益があったら確定申告が必要。

1口馬主を初めて1年目。

ビギナーズラックで、出資馬が走って、思わぬ大金が懐に飛び込んできた。

しかし。

確定申告をしなければいけません。

1口馬主の収入は雑所得になります。

株の利益やアフィリエイトで得た収入などが雑所得に分類されます。

馬券の利益もこの雑所得に含まれますが、今回は当たり馬券については触れません。

(2)1口馬主でどういう人が確定申告しなければならないのか

本業(事業主や給与所得者)以外で1口馬主をしている場合、これは副業にあたります。

1口馬主の所得は副業の収入ということになります。

副業の収入が20万円を越える場合、原則、確定申告が必要になります。

以下は副業としての1口馬主の収入で確定申告が必要なケースを書き出しました。

●確定申告が必要の場合

①事業所得などがある場合(会社などの経営者や個人事業主で1口馬主をされているケースがこれに当てはまります)

1口馬主の所得合計額が20万円を超えるとき

②給与所得がある場合(いわゆるサラリーマンなどのケースです)

2箇所以上から給与をもらっている場合

収入合計額(給与所得+(1口馬主の所得合計額雑所得)-所得控除>150万円

※所得控除とは扶養控除や配偶者控除等のこと

●確定申告が不要な場合

・年末調整して所得が確定したサラリーマン(給与所得者)

※サラリーマンで1口馬主の所得合計額が20万円以下でも上記の条件に該当しない場合は確定申告が必要になりますので、ご注意ください。

 詳しくは、勤務先の総務課か最寄りの税務署または税理士にご相談ください。

(3)雑所得20万円以上あって確定申告しないとどうなるの?

多額の収入があって確定申告をしない場合、後日、追徴課税や最悪の場合逮捕というケースに至る場合があります。

このようなリスクがあるから、確定申告をする、というよりも

納税は国民の義務です。

決められたルールにのっとって確定申告をすることが国民の務めになります。

追徴課税や逮捕などという言葉で脅したと受け取られては困りますので、慌てて書き足すと、1口馬主は賞金から多額の税金を徴収されるケースがほとんどです。

確定申告をすれば、還付金がもらえるケースが多い、ということを知っておいてもらいたいです。

ちなみに私はこれまで確定申告をしてお金が戻ってきたことはあっても、さらに税金を追加で取られたことは一度もありません。

確定申告にはメリットがあることを覚えておいてください。

私の場合、過去最大で20万円以上の還付金がありました。

手続きは面倒でも、確定申告しておけば、あとの心配もなくなるし、思わぬお小遣いが国からもらえることがあるのです。

(4)新型コロナウイルスの影響で申告時期を4月16日まで延長

確定申告の領収書をそろえたり、計算したりなどまだ準備をしていない。

これから書類をそろえて手続きをする時間がないから間に合わない。

そういう人に朗報です。

新型コロナウイルスの影響で確定申告の時期を今年は4月16日まで延長したというニュースが飛び込んできました。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6352404

毎年、申告会場の税務署は込み合います。

人込みでコロナウイルスに感染するのは嫌だと敬遠する向きもありますが、期間を延長したおかげで、人が分散して混雑が緩和される可能性があります。

確定申告がまだの方、今からでも遅くありません。

準備を進めましょう。

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