1口馬主をしている芸能人が多い。
最近の活躍馬では、カンニングの竹山(ブラックスピネルに出資)やドラゴンズの元投手山本昌(アルアインに出資)などが思いつく。
俳優の宮川一朗太も1口馬主にハマったひとりだ。
かつてはネオユニヴァース(皐月賞・日本ダービー)や重賞勝ちのあるロサードなど活躍馬に出資していたが、勝つこともあれば負けることもあるのがギャンブルで、1口馬主も例外ではない。
懐に入ったそのお金も「375万円のうち、350万円くらいは溶けた」という大損をして、羽が生えて手元から飛んで行ったという。
スポーツ報知を参照。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-02230165-sph-horse
上の記事は宮川一朗太(53)が2月23日放送のTBS系「坂上&指原のつぶれない店」(日曜・後6時半)に出演して語ったものを参考にしている。
番組(記事)では1口375万円の馬の名前までは出されなかったが、調べた結果、馬の名前が判明した。
1口375万円という募集額と番組中の宮川の発言「その馬は3回しか出走しなかった」から考えると、この馬はオンファイアと推測される。
2003年生まれのこの馬は「ウインドインハーヘアの2013」で募集されて、父はサンデーサイレンス。
ということは、ディープインパクトの1つ下の全弟になる。
オンファイアが募集されたときは、まだディープインパクトはデビューしていない。
「どうしても欲しかった」と語る宮川の相馬眼は決して間違っていたわけではない。
オンファイアは2戦目の未勝利で勝ち上がるが、次の東スポ杯2歳ステークスで3着に敗れたあと、屈腱炎を発症してわずか3戦で引退した。
無事であれば、活躍も期待できたであろうし、あのディープインパクトの全弟ということで、種牡馬として巨額の金銭が入ってきたこともあっただろう。
(オンファイアは種牡馬になったが、出資者には金銭還元はなし)
ただ運がなかった。
そう、1口馬主でいかに相馬眼を鍛えても、1口で勝つには、やはり運の要素が高いのがこのゲームだ。
私も運でジェンティルドンナに巡り合えたが、その後は宮川一朗太と同じ軌跡をたどった。
私が溶かした金は宮川一朗太の350万円ではきかない。
転落の続きはまたあとで書く機会があるだろう。
今日はここまで。
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