第5位イギリスの若き天才マーフィー騎手がスワーヴリチャードでジャパンカップ優勝
ジャパンカップは外国の招待馬を呼ぶのではなく、いつから外国人ジョッキーを招待して競わせるレースになったのか?
そんな声が聞こえてきそうな今年のジャパンカップだった。
そんななかでも、L.デットーリ騎手(イタリア)が8年ぶりに来日したのが特筆される。7月の27日、エネイブルでキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(3歳上・GI・芝2390m)に優勝し、その健在ぶりを世界に示した名手が、短期免許を取得して日本で騎乗する。
フランキーを見る機会を持つことができただけでも、今年のジャパンカップは見る価値があった。
デットーリ騎手はルックトゥワイスに騎乗。
ほかにもR.ムーア(ジナンボー)、C.スミヨン(シュヴァルグラン)、W.ビュイック(レイデオロ)、O.マーフィー(スワーヴリチャード)に加えて、C.ルメール(ムイトオブリガード )、M.デムーロ(タイセイトレイル)の両外国人ジョッキー。
それと世界のユタカはマカヒキに騎乗し、最後方から追い上げてきて直線、見せ場を作って4着に食い込んだ。
勝ったスワーヴリチャードはO.マーフィーが咄嗟の判断でインにコースを取ったことが功を奏した。
O.マーフィーは1995年生まれの24歳。藤田 菜七子が1997年生まれの22歳だから2つしか違わない。
世界にはまだまだ日本には知られていない凄い騎手がいる。
2着にはなんと5番人気のカレンブーケドールが粘った。
3歳牝馬で恵量であったことが幸いしたが、鞍上の津村明秀の好騎乗が光った津村騎手は地味ながらも一生懸命に追う印象がある。
こんな騎手がジャパンカップという国際競走の大舞台で穴を開けるのを見るにつけ、日本にもまだ世界に知られていなくてもこんな優秀な騎手がいるとアピールするいい機会になった。
津村騎手には国際レースだけでなく、ふだんのレースももっとがんばってもらいたい。
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