12/21(土)
【サンデー】
<牡馬>プライムフェイズ 、父ディープインパクト、栗東・藤原英昭厩舎
阪神 5レース(芝1800m)北村友一騎乗
プライムフェイズの祖母アゼリ(1998年生まれ、 父ジェイドハンター)はエクリプス賞年度代表馬(2002年)で、G1レースを11勝もしている。
良血馬と言っていいい。
ところが。
「なんだこれは」
12月21日(土)の阪神5レース出馬表を見て、唸った。
・エバーマノ(父、ディープインパクト、母、ソラリア)… 母のソラリア (2010年生まれ、父Scat Daddy) はチリのG1を3勝。姉のカレンブーケドール (2016年生まれ、父ディープインパクト)は優駿牝馬(G1)、秋華賞(G1)、ジャパンカップ(G1)と今年のG1を連続2着。。
・タイミングハート(父、ディープインパクト、母、リッスン)…リッスンは英国のフィリーズマイル(G1)優勝馬。姉タッチングスピーチ (牝馬、2012年生まれ、父ディープインパクト) ローズステークス(G2)優勝、兄ムーヴザワールド (牡馬、2014年生まれ、父ディープインパクト) 3勝のきょうだいはサンデーサラブレッドクラブ募集の高額ディープ産駒。この血統はノーザンファーム屈指の良血、いや世界的に見ても垂涎の血統。ただ、日本の馬場に適性があるかは疑問だが。本馬は2018年 のセレクトセールで2億520万円の高値で落札された。
・ミッキーラズベリー(父、キングカメハメハ 、母、ワイルドラズベリー)…兄のミッキーワイルド ( 2015年生まれ、父ロードカナロア) は中央現役で5勝、ダートのG3プロキオンステークス 2着がある。2018年 セレクトセールで1億4,580万円の値をつけた。
・レッドデュラン(父、エピファネイア、母、レッドオーヴァル)…母のレッドオーヴァル (2010年生まれ、父ディープインパクト)は桜花賞(G1)2着。おじに安田記念(G1)優勝のストロングリターン ( 2006年生まれ、父シンボリクリスエス)
ここまで良血馬、高額馬が揃うのも珍しい。
良血だから、セレクトで1億、2億の値をつけたからと言って、必ずしも走るわけではないが、競走馬の価格はその血統の注目度の高さと言っていい。
ちなみにプライムフェイズは1口250万円(総額1億円)。セレクトセールに上場されていたら、おそらくもっと高値で取引されていたに違いない。
本馬は良血馬らしい、気品のある柔らかそうな馬体をしている。
一部には、鞍上の北村友一を軽視する書き込みが見られるが、個人的には、いま旬な騎手で、(たまに失敗することもあるが)今回は恥ずかしい騎乗はしないと信じている。
少なくとも、私の出資馬ドナウデルタの主戦でもあり、ドナウ―については、北村騎手に満足している。
1口90万円の牝馬のドナウデルタと1口250万円の良血ディープ産駒の牡馬と一緒にするなとお叱りを受けそうだけれども。
ともあれ、土曜日はプライムフェイズ を応援しています。
12月18日(水)は坂路コースで追い切られ、半マイル54.4-39.5-24.9-12.3の時計をマークしました。藤原英調教師は「今日の追い切りは北村友騎手が騎乗して併せ馬でした。まだ本格化するのは先かもしれませんが、血統からもレースでの変わり身を期待しています」と話していました。
サンデーサラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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