12月7日(土)
【社台】
<牝馬> タッチザモーメント、父キングカメハメハ、栗東・高野友和厩舎
阪神5レース(芝1400m)松山弘平騎乗
タッチザモーメントの母タッチザピーク (2003年生まれ、父スペシャルウィーク) 3勝 は、早熟のイメージがあった。
よく調べてみると、2歳11月に京都で新馬勝ちをしたあと、3歳オープンの紅梅ステークス(芝1400m)を勝って、2連勝。
牝馬三冠では、桜花賞(10着)と秋華賞(14着)に出走したが、まさにタッチザピークという馬名の通り、頂点に手は触れたが、グイと手元にたぐりよせることはできなかった。
それですっかりしぼんだかと思ったら、古馬になった翌年、7月の函館(芝1200m)1000万下を藤田伸二で勝っている。
産駒はこれまで4頭がデビューして、すべてが勝ち上がっている。
・タッチザターゲット (牡馬、2010年生まれ、父クロフネ) 2勝
・ピークトラム (牡馬、2011年生まれ、父チチカステナンゴ) 6勝、地方7勝 G3トヨタ賞中京記念2着
・セネッティ (牡馬、2013年生まれ、ワークフォース) 4勝
・ベストタッチダウン (牡馬、2016年生まれ、父タートルボウル) 3勝、中央現役
タッチザピークは優秀な繁殖牝馬と言うことができるが、いかんせん母に似て、子どもたちも重賞勝利はない。
ピークトラムが中京記念を3/4馬身差でガリバルディに敗れ、頂点に手がかかるも取りこぼしている。
タッチザモーメントには、頂点に昇りつめた瞬間(モーメント)をぜひ味わってもらいたい。
まずは、第一関門の新馬勝ちで、登山の入山証を獲得することが先決だ。
12月4日(水)はPコースで追い切られ、6F83.7-66.4-51.2-37.8-11.3のタイムをマークしました。高野調教師は「チップの馬場での動きは地味ですが、ポリトラックコースではしっかりと動けています」と話しています。仕上がりは悪くありませんし、芝の実戦で好レースを期待したいところです。
社台サラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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