【サートゥルナーリア皐月賞制覇】ルメールの直感が半分正しかった。



「ホープフルSでは、逃げ馬の後ろでいい形のレースをしていた。内容的にもメチャクチャ強くて、楽勝だったね。皐月賞もダービーも勝てると思ったよ」

私はこの発言を驕りとし、競馬はそんなに甘くないと諭した。

だが、皐月賞はルメールの宣言通りになった。

有言実行。なかなかできるものではない。特に勝負事ではなおさら。

年末のホープフルステークスからぶっつけ本番で皐月賞というのは、異例のローテーションであるし、サートゥルナーリアは勝つわけない。

そう断定的していた

結果は違った。

ルメールに完膚(かんぷ)なきまで叩きのめされた。

私も、日本人騎手もそして社台も。

ディープインパクト以来の無敗の皐月賞馬誕生に敬意を表したい。

1口馬主の出資者のみなさん、POGで指名された方々、馬券をゲットした人たち、おめでとうございます!

ゴール前の叩き合いは見応えありました。

やはりクラシックは騎手の馬を追う気迫もいつもと違って、いいものです。

私はシュヴァルツリーゼを応援していたのですが、結局馬券は買いませんでした。

タイトルに「ルメールの直感が半分正しかった。」と書いたのは、まだダービーがあるからです。

距離が2ハロン伸びて、ロードカナロア産駒のサートゥルナーリアがこの勢いのまま、すんなりいくとは思えません。

同じロードカナロア産駒で去年オークスを勝ったアーモンドアイは別格です。

必ずや伏兵馬の台頭を許すに違いない。

そう考えています。

角居調教師にも驚かされました。

謹慎が解けて、事件の反省の気持ちは競馬の結果で示す。

こちらは無言実行です。

ひとつ、訂正があります。

レースの前に何を言っても、言わなくてもかまわない。

真の勝負師、ただ実行あるのみ。結果を残すだけです。




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