1年前、姉妹ブログ「相馬の梁山泊」で大阪杯についての記事を書いた。
私はハービンジャー産駒の適性から、産駒ペルシアンナイトが勝つと予想した。
結果は、ハーツクライ産駒のスワーヴリチャードが優勝し、ペルシアンナイトは惜しくも2着だった。
今年も大阪杯を迎え、ハービンジャー産駒はペルシアンナイトとブラストワンピースの2頭が出走を予定している。
現時点では、有馬記念を優勝したブラストワンピースに注目して、本命印を打ちたい。
その大きな根拠としてハービンジャーの距離、コース適性について、去年書いた記事に大幅に手を加えて再掲させてもらうことにする。
まずハービンジャーの適距離から考察してみたい。
産駒の芝コースでの平均勝ち距離は2019年3月24日現在、1890.1mとなっている。
(データはnetkeiba.comを参照した。)
もう1つのデータを紹介したい。
上の表はハービンジャー産駒の賞金ランキングベスト10馬の勝った距離で、この10頭の平均は2162mで、有力馬の適距離は産駒全体の平均勝ち距離よりも長いことがわかる。
事実、ハービンジャー自体、芝で6勝しているが、距離の内わけを見ると、以下のようになる。
10ハロン75ヤード1勝、12ハロン3勝、12ハロン5ヤード1勝、13ハロン89ヤード1勝
これをメートル法で換算すると、平均勝ち距離が2391.74mとなる。まさにクラシックディスタンス。(1ヤード=0.9144mで計算した)
日本では芝のレース自体、2200mより長いものがあまり設定されていないという事情もあって、ハービンジャーまではベストの距離が伸びないものの、産駒は父の適性をほぼ受け継ぎ、中~長距離を得意としている。
特に、「走るハービンジャー産駒」は、賞金ランキング上位10頭の平均勝ち距離
2162mから考えると2000~2200mを最も得意とすることがわかる。
大阪杯はドンピシャだ。
次に、大阪杯が施行される阪神競馬場の内回り2000mの特徴は、以下の文章を参考にしたい。
「残り200m付近でゴール前の急坂があり、約120mの間に高低差1.8mを一気に駆け上がる。キレよりも、最後の急坂を一気に登れるパワーが問われる。」(JRAホームページより)
まさに、ハービンジャー産駒にドンピシャ。大阪杯は、うってつけなコースといえる。
去年の大阪杯ではハービンジャー産駒のペルシアンナイトを本命に推したが、今年はの能力と戦績からさらにこれを上回る同産駒のブラストワンピースが出走を予定している。
おそらく一番人気だろうが、ここはこの馬を中心に馬券を組み立てて間違いないだろう。
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