ロサデラルス。
父クロフネ。
思い出した。地方でダートを9勝したナターレの全弟で、募集時の名前がロージーチャームの2016。
35万円と牡馬の割には破格の安さだった。
クロフネ産駒はスリープレスナイトやアエロリットやなどサンデーサラブレッドクラブからときどき大物を出すから、要注意しておこうと思った馬だった。
ただ、クラブの活躍馬は牝馬だ。
しかも、この馬は厩舎は新開幸一厩舎。
この厩舎の活躍馬で獲得賞金が1億円を超えたのがフィールザスマートのみ。
確かそれで見送ったんだっけ。
デビュー前にネガティブなことを書いてすいません。
でも、ダート馬は長く楽しめる。それにクロフネ産駒は芝・ダート兼用だし、いざとなればアップトゥデイトのように障害競走での活躍も見込める。
そう気を取り直してクラブのホームページの追いきり情報(10月17日(水))を見てみると、
「ウッドチップコースにて3頭併せの真ん中で追い切りました。新開調教師からは『追い切りの本数を重ねるごとに、着実に動けるようになっています。いい競馬ができると思います』とのコメントがありました。」
と前向きのことが書かれてある。
母系を見ると、ロージーチャーム、クリスマスローズ、エリザベスローズとバラの名前がずらりと並ぶ。そして、本馬もロサデラルス(光の薔薇)とくれば、これはもう一つのパラ一族だ。
曾祖母のエリザベスローズからはフサイチゼノン、アグネスゴールド、リミットレスビットなどの活躍馬がズラリ。
こちらの薔薇も応援しないわけにはいかない。