社台スタリオンステーション、米国から新種牡馬ドレフォン Drefongを導入。

社台スタリオンステーションの種牡馬展示会が2月6日、行われ、
ドレフォン(牡5)が導入された。


種付け料は300万円。
同馬は2016年キングスビショップS(ダート7ハロン)、
2016年BCスプリント (ダート6ハロン)、
2017年フォアゴーS(ダート7ハロン)のアメリカG1競走を3勝し、
2016年の米最優秀短距離馬に選出されている。

これまで社台グループの種牡馬は
芝のマイルからクラシックディスタンスまでを照準として導入され、
ダートや短距離ではやや後塵を拝していた。
社台系から輩出したスプリンターといえば、
2008年の高松宮記念を征したファイングレイン(父、フジキセキ)ぐらいしか思い出せない。

今回のドレフォン導入は、短期的にはこうしたスプリント~マイル路線の補強
という意味もあるが、長期的な展望で、種牡馬のバックボーンに
軽快なスピード値を含ませて、血統に厚みを加えて将来に備えるという狙いもある。
さすがに虎視眈々という思いを強くする。
このドレフォンの血統表は以下の通り。

ドレフォン (牡 鹿毛2013年生まれ) の5代血統表

父のGio Pontiは日本で走ったのがアメリカンヘブン(12戦1勝)しかいない。
このアメリカンヘブンはデビュー戦の芝2000mで勝利を挙げただけで、
その後は鳴かず飛ばず。
これだけのデータでは何とも評価の下しようがない。
そのGio Pontiの父、Tale of the Catは
2013年の シンザン記念とニュージーランドトロフィー
の重賞を連勝したエーシントップが日本における代表産駒だ。
最近だとシゲルソウサイが知られている。
個人的には、Tale of the Cat産駒は軽快さだけが売りで、
距離の融通がきかず、粘り腰もないイメージ。

一方、母父のGhostzapperであるが、
地方競馬の南関東重賞戦線で活躍したワイルドフラッパーが日本での代表産駒。
ただ、このGhostzapperが母方に入った馬は、早くも重賞ウィナーとなっている。
2016年の函館2歳ステークスのレヴァンテライオンがこれで、
ほかにはサトノルーラーやギベオンなど社台ファーム生産馬の名前も散見される。
クラブ馬では、社台から募集されたスターシップトラッフルズの2016(父、Tapit)の母父が
Ghostzapperで、社台ファームの狙いや意図が如実に伝わってくる。
このように、Ghostzapperを母系に持つ馬は
今後のトレンドの1つとなってくるものと予想される。
Ghostzapperの祖父のDeputy Ministerは、
産駒に日本で大成功したフレンチデピュティがいる。
こうしたことから、種牡馬ドレフォンは日本である程度の成功を収めるのではないか。
産駒がクラブで募集されれば、私も1頭ぐらい出資してみたいと思っている。

この記事は「相馬の梁山泊」に2018年2月17日に掲載した記事を再掲したものです。

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