ジャスタウェイ産駒2位に躍進/2018年JRA2歳馬種牡馬リーディング

2歳の新馬がデビューして、約3カ月が経過した。
2歳馬の種牡馬獲得賞金ランキングの馬のベスト3は以下の通り

1位:ロードカナロア(獲得賞金円170,668,000、勝利回数11、勝利頭数9、代表産駒ケイデンスコール)
2位:ジャスタウェイ(獲得賞金119,169,000円、勝利回数9、勝利頭数8、代表産駒アウィルアウェイ)
3位:キンシャサノキセキ(獲得賞金117,477,000円、勝利回数9、勝利頭数8、代表産駒シングルアップ)
データは以下のサイトを参考にした。

http://www.horsenavi.com/html/homepage/lexasp/hplexsei2.asp?TYPE=cyuou2s2

1位のロードカナロアは予想通りだが、新種牡馬ジャスタウェイ産駒がいきなり2位に躍り出たことは、血統評論家のみならず一般の競馬ファンも驚いたのではないだろうか?

特に新馬を出遅れて、アクセルを全開させながら追い上げ、そのまま押し切って勝ち、続くオープンのダリア賞でも後方二番手から猛然と追い込んで、ほとんど追うところなく圧勝した。そのけた外れのエンジン性能から、ジャスタウェイ産駒の途方もない可能性を感じとった人も少なくない。

一方、5位と低迷しているディープインパクト産駒は、毎年スロースタートだから仕方ないとしても、ハーツクライ(15位)、キングカメハメハ(19位)は、世代交代を強く印象付けている。

今年の社台・サンデー募集1歳馬にもジャスタウェイ産駒で馬の出来がよいものが目立ったが、来年は種付け頭数も多くないことから、募集時期には奪い合いになることは必至だろう。

ジャスタウェイの父、ハーツクライは晩成型のステイヤー。母父のWild Againは2000m~2400mの適距離で、まさに3歳クラシックにはドンピシャの配合。

ただ、ここまで仕上がりが早く2歳戦で活躍をすることは意外で、単なるスピードタイプでないことからも、今後のクラシック戦線での活躍が有望視される。

ロードカナロア、オルフェーヴル、そしてこのジャスタウェイの産駒は新御三家として、今後の競馬界を席巻することになることは疑いない。

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