12月7日(土)
【G1】
<牝馬> ヴィルトゥオシタ、父キズナ、栗東 ・池添学厩舎
阪神5レース(芝1400m)武豊騎乗
母はヴィルジニア (2010生まれ、父Galileo) 3勝 。
当時、ヴィルジニアがG1サラブレッドクラブで募集されたとき、父がガリレオだしなあ。
日本の馬場には合わないよなあ、そう思って出資を取りやめた記憶がよみがえる。
事実、ヴィルジニアは芝1800mを鮮やかに新馬勝ち決めるが、マイルの桜花賞トライアルのチューリップ賞は4着で牝馬クラシックの出場機会を逃す。
やはりマイルは忙しい。
2000m以上の距離は6回走って2000mで2着が最高。
水準級に走るポテンシャルがあるものの、ピリッと切れる脚がないためになかなか勝ちきれない。
そんな、まさに父ガリレオの日本馬場での特徴をそのまま体現した馬だった。
このヴィルジニアの母はシルヴァースカヤ (2001年生まれ、父 Silver Hawk)。
この馬から、あの伝説の兄弟|シルバーステート (牡馬、2013年生まれ、父ディープインパクト) 4勝とヘンリーバローズ (牡馬、2015年生まれ、父ディープインパクト) 1勝が生まれる。
この兄弟は未冠に終わったが、無事であればG1優勝も不思議ではない。そんな大物感があった。
ヴィルトゥオシタはこの兄弟のめいにあたる。
父がキズナでデビュー戦が武豊。
って、出来過ぎだ。
ヴィルトゥオシタの牝系図と新馬戦の出馬表を見て、改めてこの馬に出資できなかったことをちょっと後悔した。
12月4日(水)は坂路コースで追い切って、53.9-38.9-25.1-12.3秒の時計をマークしました。
「既走馬に後ろから突いてもらって、終いも先着しています。朝一番の走りやすい馬場状態だったこともあり、思っていたよりもいい時計で駆け上がっていました。いい状態に仕上がったと思います。あとは若干他馬を怖がるところが見られることがあったり、この中間に確認したゲートでちょっと逃げるような仕草を見せたりするところが出てきました。実戦においても、この点は注意しておきたいところです」(池添学調教師)
G1サラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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