まず2頭の馬の名前から発表します。
①
②
こうして並べてみると両馬の違いがわかる。
一見すると、下の「ブッシュファイヤーの10」のほうが「垢ぬけたいい馬体」のように映る。
しかし、1歳6月時点でこのような筋肉ムキムキ、ゴツゴツタイプは固い馬になる傾向にある。特に芝馬のディープインパクト産駒ではレースパフォーマンスの足を引っ張る。
対して、上の写真の「ミュージカルウェイの10」は下の「ブッシュファイヤーの10」よりも現時点での筋肉量は劣るが、一見して柔らかな馬体をしている。
芝で良績を挙げるのは明らかに上の馬体のほうだ。
蓋を開けてみると、「ミュージカルウェイの10」競走馬名インナーアージは合計4勝してオープン入りを果たし、繁殖牝馬となった。
対して「ブッシュファイヤーの10」競走馬名 ファイアマーシャルは3戦目に勝ちあがるも、昇級後は頭打ちで8戦1勝の成績で引退した。
ということで、正解は①。レースパフォーマンスがよかったのは、上の写真のインナーアージでした。
教訓:1歳6月時点の調教で鍛えないでついている筋肉はレースパフォーマンスを悪くする。特にディープインパクト産駒のような芝適性のある馬の場合。
(キングカメハメハ産駒は筋肉ムキムキタイプでも芝適性がある場合があるから、あくまでも種牡馬ごとに傾向と対策を考えたい)
このインナーアージの子のアージオンが明日中京5レース(芝1600 m)でMデムーロ騎手を背にデビューする。
全力で応援したい。
ファイアマーシャルの出資者のみなさん、ごめんなさい。
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