青葉賞出走馬で母良血といえば、アルママ(父オルフェーヴル)も負けていない。母のホエールキャプチャはG1ヴィクトリアマイルほか重賞5勝の名牝。
生産はニッポーテイオーを出した千代田牧場。同牧場の生産馬の賞金ランキングでホエールキャプチャはニッポーテイオーに次ぐ第二位。古豪復活ということで、ひだかの生産者も沸いた。
その子どもがアルママだ。
ナイママ(父ダノンバラード)もホッカイドウ競馬の3歳に在籍して、札幌2歳ステークスを五十嵐冬樹騎手で2着に来てあのコスモバルクの再来かと思わせた。
アルママもナイママもキラキラネーム。
ママはいるのか、いないのか? どっちなの! と突っ込みたくなる。
アルママは8戦1勝ながら、掲示板を外したのは1回の善戦マン。
ふつうオルフェーヴル産駒の牡馬はムラ馬という印象を持つがこの馬は堅実派だ。
鞍上は岡田総帥の秘蔵っ子の柴田大知ジョッキー。
マイネルホウオウでG1NHKマイルカップで大穴をあけたときのように、春の受賞競走で、アルママもあっと言わせることができるか。
密かに期待している1頭だ。