キャバクラ疑惑、発覚!?

昨日、知人の若い女性Oさんと話していて、男の落とし方の話題になった。
Oさんが高校時代、近所の心霊スポットに男女数人で夜、肝試しに行った。
Oさんのクラスメートの男としては、自分が勇敢にエスコートして、
怖がる女性を前に、いい格好したい、男を揚げたいという魂胆だった。
ところが、心霊スポットに行く手前で、テンパったOさんが過呼吸を起こしてしまい、
結局、そこで引き返した。
男の野望は砕け散ってしまった。
Oさん曰く、

ここで、過呼吸なんか起こさないで、心霊スポットでキャーキャー言いながら
男の腕にしがみついたほうがよかったのですかね。

私が応じた。

男って単純だから。女性にしがみつかれて、嬉しくない男はいない。
やめろと言って振りほどく奴は、よほどのヘタレぐらいしかいない。

Oさんが返す。

そっか、私もお化け屋敷かなんかで、
(怖くないのに怖いふりして)
男にしがみつく女になります。
(そうすればモテル)

このやりとりで思った。
男は単純な生き物で、男を落とすテクニックというのは確かにある。
密着だ。
男はスキンシップに弱い。
上に紹介した一件がまさにその典型だ。
この記事を書きながら、別の女性のテクニックを思い出した。
その女性、Tさんは、むかしの私の職場での同僚。
ある日、会社で私が浮かない顔をしていたら、
Tさんが隣に来て、猫のような甘い声で言った。
「Aちゃ~ん(私の名前)、どうしたの。今日は元気ないわね。」
「...ムムムッ。。」
なんと、Tさんは、私の膝の上に自分の両手を置いている。
私は、心地よいどころか、一瞬、固まってしまった。

それからほどなくして、Tさんは某地方新聞社社長の息子と玉の輿結婚して退社した。
Tさんは、その御曹司といったい、どこで知り合ったんだ?
Tさんには大変申し訳ないけれど、彼女は特別器量よし、というわけではない。
でも、こういう男を落とすテクニックというものを自分の血肉にしている。
御曹司はそれにまんまとひっかかった?
でも、こうしたテクは時と場所というものがあって、
それも、さりげなく出さなければ、かえって逆効果になる。
でも、Tさん、私の勤めていたカタイ職場でも、つい、自然と出ちゃったんだね。

前の職場(アルバイト?)の癖が。
彼女は、いま頃は社長夫人として、幸せに暮らしているだろうか。

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