(1)はじめに
サンデーサラブレッドクラブ所属の2歳牡馬グルアガッハ(Gruagach、父ロードカナロア)の命名の由来を調べていたら次々とおぞましいことが判明した。
その事実を書く前に、まずはクラブホームページから名前の由来を引用する。
アイルランド民話に出てくる精霊。母の出生地より連想
グルアガッハ(Gruagach)は精霊とあるから、妖精のような、何かかわいらしいものを想像した。
ところが、実際は。
(2)グルアガッハの意味は「毛むくじゃら」
まず、グーグル翻訳で「Gruagach」をググったら、「毛むくじゃら」と出た。
そして、画像検索をしたら、次から次へと。。。
こちらは英語版wikipediaにあった画像。
なんだイノシシみたいだ。
そしてBrownie (民話)の項目には、 ブラウニー(Brownie)は、グルアガッハ(Gruagach)の別名とあります。
スコットランドの民間伝承に登場する家の守護霊。家主は、通常は囲炉裏のそばに、ブラウニーのために牛乳やクリームの入ったボウル、またはその他の供物を残さなければならない。
ブラウニーは気分を害しやすく、侮辱されたり、何らかの形で利用されたと感じた場合、家から永遠に離れる。
ブラウニーはいたずら好きで、怠け者を罰したり、いたずらをしたりするとよく言われる。
容姿は醜く、肌が茶色で、髪で覆われている。
ブラウニーは、ジョン・ミルトンの詩「L’Allegro」など、民間伝承の外にも登場する。 そ
19世紀後半の児童文学作品で人気を博し、現代ファンタジー作品にも登場し続けてる。
ただ、英語版wikipediaに掲載されてるブラウニーの絵👇は、グルアガッハ(Gruagach)と大きく異なる。
(3)グルアガッハは映画にもなった
続いて、写真では、グルアガッハ(Gruagach)はやはり、イノシシの怪物の容姿をしている。
動画検索をしてみると、なんとも恐ろしいホラー映画がヒットした。
「ヘルボーイ」(2019年公開)という作品で、、グルアガッハ(Gruagach)が町や教会を襲っている。
https://youtu.be/_JwsoiV_2mw?t=4
なんだか、ホラーにコミックの要素を混ぜた感じのつくりだ。
「アイルランド民話に出てくる精霊」と聞いて、最初はメルヘンチックなイメージを勝手に抱いていたが、実際は違った。
それにしても、しつこいようだが、これはどう見ても猪(🐗)。馬じゃないよなー。
(4)グルアガッハにはモンスターと呼ばれるようになってほしい
写真やYouTube動画を見てびっくりしたが、2歳新馬グルアガッハには、いい意味で怪物(モンスター)と呼ばれるようになってほしい。
かつてタケシバオーやハイセイコー、オグリキャップらが怪物と呼ばれて競馬界をにぎわせた。
グルアガッハは「令和の怪物」というニックネームで呼ばれる日がくるだろうか。