<牡馬>フィアレスハート、父ハーツクライ、栗東・藤原英昭厩舎
京都6レース(芝2000m)岩田望来騎乗
フィアレスハートの母父は Storm Cat。
これを見て、考えた。
ディープインパクト×Storm Catはニックス。
この組み合わせで数多くの活躍馬を出している。
だから、フィアレスハートの母 ハートシェイプト はディープインパクトとつけるために買ってきたのだろう。
母系血統表を見ると、案の定、ハートシェイプトの初仔はディープインパクトとの間で生まれたペイフォワード(2015年生まれ、牝馬)。
この馬は2016年に社台サラブレッドクラブから1口90万円(総額3600万円)で募集されて、5戦0勝 [0-1-0-4]。
要は、走らなかった。
出来が悪かったから、今度はハーツクライで試してみた、というところが本音だろうか。
それでは、ディープインパクトとStorm Cat がニックスだということなら、同じサンデーサイレンス系でハーツクライではどうか。
ていうか、そもそもハーツクライとニックスなのは、何系か?
調べてみました。
netkeiba.com でハーツクライ産駒の獲得賞金ベスト10の馬と母父を並べてみたら、下記のようになりました。
シュヴァルグラン(牡馬、Machiavellian =ミスタープロスペクター.系)
スワーヴリチャード(牡馬、Unbridled’s Song =ファピアノ系)
リスグラシュー(牝馬、 American Post =ネイティヴダンサー系)
ジャスタウェイ(牡馬、Wild Again =ニアークティック系)
ウインバリアシオン(牡馬、Storm Bird= ノーザンダンサー系)
ヌーヴォレコルト(牝馬、スピニングワールド = ノーザンダンサー系)
フェイムゲーム(セン馬、アレミロード =リボー系)
ワンアンドオンリー(牡馬、タイキシャトル =ヘイロー系)
カレンミロティック(セン馬、A.P. Indy=シアトルスルー系 )
アドマイヤラクティ(牡馬、エリシオ= ノーザンダンサー系)
う~ん。実にバラバラ。
傾向がつかめない。
ノーザンダンサー系が3頭入っていますが、ノーザンダンサー系はいまや血統の主流。
枝葉を大きく広げていて、ノーザンダンサー系の中でも、どの系統と相性がいいのか、先に挙げたように、たとえばディープインパクトならStorm Catといったように特定できなければ、使えません。
私がハーツクライ産駒にこれまで1頭も出資しなかったのは、馬体選びの難しさに加えて、このように血統論が確立できなかったことにもよります。
お前の血統論など聞きたくない。問題は、この馬(フィアレスハート)が走るか、走らないか。この1点。
わかりました。お答えしましょう。
社台ファーム×藤原厩舎の組み合わせは、活躍馬輩出の王道です。
今まで、エイシンフラッシュ、トーセンラー、ローマンレジェンド、ミラクルレジェンド、フィエロなど、芝、ダート問わず、クラシックからマイルまで多士済々の顔ぶれです。
社台サラブレッドクラブからはデアリングハート、タスカータソルテなどの活躍馬が出ています。
藤原厩舎はまさに社台御用達と言っても過言ではない。
フィアレスハートもその例に漏れず、活躍馬の仲間入りを果たすでしょう。
君の挙げたデータはどれも古い。う~ん。我田引水かな。ちょっと。
(>3<)ブー
1月29日(水)はCWコースで追い切られ、6ハロン83.7-68.1-52.8-39.3-12.6のタイムでした。本格化はまだ先かもしれませんが、十分すぎるほど調教は積んできましたし、実戦でどんな走りを見せてくれるのか注目しています。
社台サラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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