2月1日(土)
【社台】
<牝馬>エヴァジョーネ、父ロードカナロア、栗東・安田翔伍 厩舎
東京 2 レース(ダート1400m)田中健騎乗
この時期は出馬ラッシュで、レースに登録している馬は出走可能頭数の倍以上になることもある。
今回のエヴァジョーネも場合も例外ではない。
2月1日(土)の東京 2 レースを予定していて、想定ではフルゲート16頭を超える33頭が出走を表明していた。
ところが、本当は2月9日(日)京都・芝1600m戦にて北村友騎手鞍上のデビューを予定していた。
陣営の狙いは、1度除外となって優先出走権を確保しておくという作戦だった。
ところが、蓋を開けてみれば、運がいいことに2倍の競争率を通ってしまった。
想定外のことだったようで、これは次の安田翔調教師の言葉からも想像できる。
「想定で多頭数が揃っており、中には2度除外となっている馬も複数頭いたため、今週は除外との見方が強かったのですが、結果的に抽選をクリアしました。ただ、来週のレースで除外となった場合は調整が難しくなると予想していたので、前向きに解釈して今週のデビュー戦に臨みたいと思います」
(社台サラブレッドクラブの公式ホームページより引用)
目論見が外れていまったことによる当惑が感じ取れるコメントだ。
そもそも京都の芝1600mと東京のダート1400mとでは、輸送もあるし、適性がまったく異なる。
この計算ミスがどう出るか?
少し心配になったから、調べてみた。
ロードカナロア産駒はダート戦を81勝(815戦中)している。約1割の勝率を上げている。
(芝は1,786戦231勝)
ロードカナロア自身は現役時代にダートを走ったことはなかったが、父がキングカメハメハなので、ダート適性はあると考えていいだろう。
また、自身がスプリンターであったので、産駒の適距離も1600mから1400mへと短縮されたことは歓迎こそすれ、決して悲観すべきことではない。
上の安田師のコメントにあるように、ここは前向きに考えて、ゲートが開くのを待ちたい。
1月29日(水)にCWコースで速めが行われ、6ハロン83.7-68.1-53.4-38.9-11.9の時計を強めの手応えでマークしました。安田翔調教師は「まだ良化途上の感は残りますが、現状でカイ食いの心配がない分、ここまでしっかり負荷をかけることができています」と話しています。
社台サラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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