ヴェルトライゼンデがホープフルステークスでコントレイルの前に2着に屈した。
ホープフルS優勝馬はその後、多くのクラシック馬、古馬G1競走勝ち馬を出して、登竜門とも呼ぶべきレースだ、と書いた。
それでは、ホープフルS2着馬のその後の動向はどうか。
非常に気になる。
2着でもその後に巻き返して、優勝馬をしのぐ活躍をした馬はいるか?
調べてみた( G1ホープフルステークスの前身ラジオNIKKEI杯2歳ステークス 時代の勝ち馬も含む)。
バッドボーイ、コメート……う~ん。知らねえよ。
だいたい何だよ。バッドボーイって。歌の名前じゃあるまいし。
あなたは悪い男でした、って演歌じゃねえか。
正直、ホープフルステークス2着馬でも、重賞勝ち馬の名前が顔を見せる。
そう思っていた。
ところが、期待外れだった。
1頭を除いて
2011年の2着馬の欄にゴールドシップの名前を見つけた。
いるじゃん、2着でも巻き返した馬が。
このゴールドシップの存在は大きい。
並のG1馬の2頭、3頭分の価値がある。
ホープフルS2着馬はホープレス。
一瞬そう思いかけた。
しかし、まだまだ可能性はある。希望の灯は消えていない。
ヴェルトライゼンデは第二のゴールドシップになればいいんだ。
このときの勝ち馬のアダムズピークも相当の逸材と騒がれた。
しかし、皐月賞本番ではゴールドシップの18着に敗れた。
父はコントレイルと同じディープインパクト。
ディープ産駒はあるとき突然、競走成績が落ちる。
燃え尽き症候群とでもいうのだろうか。
その点、ヴェルトライゼンデはゴールドシップと同じ成長力のあるステイゴールドの血を引く。
目指せゴールドシップ。
ホープレスよさらば。
ヴェルトライゼンデの来年はホープフルにして幸多かれ。
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