12月8日(日)
【G1】
<牡馬> リンドブラッド、父ディープインパクト、栗東 ・藤原英昭厩舎
阪神5レース(芝1800m)福永祐一騎乗
今年のG1サラブレッドクラブ2歳馬の出だしが遅い。
49頭中、デビューした馬が27頭。
うち、勝ち上がった馬は2頭。
ラインオブダンス(牝馬、父ハーツクライ)
ラヴォアドゥース(牝馬、父ダイワメジャー)
2頭とも自家生産(追分牧場産)ではない。
白老牧場生産馬だ。
ちなみにサンデーサラブレッドクラブは82頭中、デビューした馬が57頭。
うち、勝ち上がった馬は22頭。
社台サラブレッドクラブは89頭中、デビューした馬が45頭。
うち、勝ち上がった馬は8頭。
(2019年12月7日 11月26 日現在)
社台の不振は以前から言われていることだが、なぜG1サラブレッドクラブ、とりわけ追分ファームが低迷しているのだろうか。
その理由はこれからじっくりと考えていきたい。
仮説として真っ先に浮かぶのが、繁殖牝馬の質が悪い?
という理由。
しかし、これは明日デビューを迎えるリンドブラッドの走り如何で正否がある程度判明する。
リンドブラッドの全兄はアルバートドック (牡馬、2012年生まれ、父ディープインパクト) 5勝のうち、小倉大賞典と七夕賞のG3を2勝している。
2013年生まれのもう1頭の全兄リライアブルエースもオープンまで行き、現在5勝している。重賞勝ちこそないが、1つ勝つのも難しい競走馬で5勝は立派な成績だ。
アルバートドックは2歳9月の阪神芝2000m新馬戦デビューで6着。
リライアブルエースは3歳4月の阪神芝1800mの未勝利戦デビューで3着。
リンドブラッドはリライアブルエースと同じ阪神芝1800mを選んだ。
この3兄弟の母ゴールデンドックエーの子どもはこれまで5頭デビューしていて、いきなりの新馬勝ちはいない。
だから、明日のリンドブラッドの新馬戦は過度に期待できない。
が、もし負けても、叩きながらという血統だということ。
G1サラブレッドクラブ復活の狼煙(のろし)をこの馬で上げてもらいたい。
2月4日(水)は岩田望来騎手を背にウッドチップコースで追い切りました。6Fから84.7-68.4-53.1-38.8-11.8秒の時計をマークしています。
「先週のジョッキーの手応えが良かったですし、だんだんと動けるようになってきました。今日(水)は長めから負荷を掛けて、終いまでしっかりと走っていました。細かいところではまだ伸びしろのある状況ですが、2歳馬としての水準では動けています。ここまでじっくりと乗り込み、キツイところも乗り越えて、現状としてはいい感触で送り出せると思います」(荻野助手)
G1サラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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