9/7(土)
【サンデー】
<牝馬> フェアレストアイル 、父ディープインパクト、栗東・中内田充正厩舎
阪神 4 レース(芝1400 m)川田将雅騎乗
ヌレイエフ(Nureyev)は欧州で大成功した種牡馬で、産駒で重賞勝ち馬は多数。G1馬を挙げると、シアトリカル(Theatrical)、ソニックレディ(Sonic Lady)、ミエスク(Miesque)、ソヴィエトスター(Soviet Star)、ジルザル(Zilzal)、ハートレイク(Heart Lake)、スピニングワールド(Spinning World)、パントレセレブル(Peintre Celebre)、ストラヴィンスキー(Stravinsky)など9頭に及ぶ。
日本では、産駒にスプリンターズS(GⅠ)・安田記念(GⅠ)の2つのG1競走を勝ったブラックホークがいる。
ブラックホークの戦績に象徴されるように、ヌレイエフの血は産駒に快速力を伝える。
日本ではヌレイエフ産駒は42頭しかデビューしなかったので、残念ながらG1馬はブラックホーク1頭のみとなっているが、母系にヌレイエフが入ると、素晴らしい子どもたちを生む。
ブルードメアサイアーがヌレイエフで検索すると、ダービー馬ジャングルポケットをはじめ、イーグルカフェ、トゥザヴィクトリー、ゴールドアリュール、フサイチパンドラ、スリープレスナイトなどがヒットする。
芝馬、ダート馬、芝・ダート両用馬、さらにはスプリンターからクラシックディスタンスまで、幅広いジャンルで活躍を見せている。
繁殖牝馬としては、トゥザヴィクトリーやフサイチパンドラが多くの重賞馬を産み、ついには最高傑作アーモンドアイへとつながってゆく。
このヌレイエフの血が、アイルドフランス⇒スターアイルと経て、NHKマイルC(G1)、マイルチャンピオンS(G1)の3歳と古馬の両方のマイル王に戴冠したミッキーアイルを輩出する。
本馬(フェアレストアイル)は このミッキーアイルの全妹になる。
秀でたスピード値は本馬にも当然受け継がれているはずだ。
私見では、アイルドフランスは素晴らしい潜在性を秘めた繁殖牝馬だと考えている。
孫にミッキーアイルを出しただけでも十分だが、この血脈はこれだけに留まらず、まだまだ枝を広げていく予感がする。
フェアレストアイルはその重要な分節点となる。そう確信している。
新馬戦はもちろん単勝勝負だ。
9月4日(水)はCWコースで追い切り、6ハロン83.7-67.1-51.7-38.1-12.1の時計をマークしました。中内田調教師は「今日の追い切りは無理に仕掛けていないものの、いい時計が出ました。好勝負を期待しています」と話していました。
サンデーサラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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