【ダイワレジェンドの18】社台サラブレッドクラブ募集馬2019検討会

サンデーサラブレッドクラブ募集馬の中でブルードメアサイアーがキングカメハメハの馬を1頭ずつ検討しましたが、今度は社台サラブレッドクラブ募集馬について見ていきます。

今日はダイワスカーレットの孫のダイワレジェンドの18を検討します。

(1)ダイワレジェンドの18の基本データ

これだけの良血ですが、1口価格が40万円と安いのに目を引きます。

一番気になるのが厩舎です。

美浦の高柳瑞樹調教師は2011年に開業して、今年で9年目。

JRAでの勝ち数が2015年の25勝(リーディング40位)が最高で、今年(2019年)は9勝(62位)です(6月9日現在)。

私はクリスタルスカル(2013年生まれ、父ファルブラヴ)でお世話になりました。

この馬は2歳8月のデビュー時の馬体重が556キロもあった巨漢馬で、7戦して未勝利で引退しました。

1歳募集時の測尺が、体高160.0cm、胸囲 179.0cm、管位 21.4cm、体重 474 キロという数値はこの時点でアウトでした。

体重474キロはでかすぎです。多くの会員が敬遠して、私は第一次募集で第三希望まですべて外れて、仕方なく1口60万円のこの馬にいきました。

クリスタルスカルが勝てなかったのは高柳瑞樹調教師の責任というよりも、クラブであまり期待でされていない馬が高柳厩舎に入るという印象があります。

高柳厩舎の実績ですが、獲得賞金が1億円を越えた馬は1頭。

ユーロビート(2009年生まれ、セン馬、父スズカマンボ) で、オーナーズからの募集馬でした。

この馬は中央では1600万下クラスまでいって頭打ちで地方へ転出し、南関東を中心に賞金 1億6,797万円を荒稼ぎし、マーキュリーC(G3) などを勝ちました。

1口馬主クラブ所属の馬では、社台、サンデーよりもロードサラブレッドオーナーズとの相性が比較的いいようです。

獲得賞金上位で顔を出すのが、ロードセレリティ、ロードラテアート、デルフィーノなどです。

高柳厩舎預託馬のうち社台、サンデー所属馬で最も活躍しているのがプレシャスリーフ(牡馬、2015年生まれ、父オルフェーヴル 、2勝、1000万下クラス、現役)というのだから、かなり心配だ。

(2)ダイワレジェンドの18の血統評価

Northern Dancerの5×5×5(9.38%)

母のダイワレジェンドは22戦4勝 [4-2-5-11] 、1600万下クラスに在籍していた。

桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念のG1を4つ勝った名牝ダイワスカーレットの仔は案外走らず、4勝したダイワレジェンドが最高成績だ。

本馬は祖母のダイワスカーレットの名前でどうしても期待してしまう。

子どもが走らなくても、隔世遺伝で孫の世代で爆発することはよくあるからだ。

そんなこともあって、6月12日(水)に発表された人気上位中間発表では10票を集め、社台で人気4位だった。

(3)活躍したハービンジャー産駒とダイワレジェンドの18の測尺を比較する

本馬は初仔なのできょうだいとの比較はできない。

そこで、同じ父馬のハービンジャー産駒との測尺比較を思いついた。

ハービンジャーの子どもで活躍した馬は1口クラブ所属馬が多い。

ブラストワンピース(シルク)、ペルシアンナイト(G1)、ベルーフ(サンデー)の各馬の1歳募集時のデータと本馬(ダイワレジェンドの18)を比較した表が以下。

比較した相手はいずれも牡馬、対して本馬は牝馬で厳密には比較の対象としてふさわしくないが、あくまでも参考としてお考えください。

前にこのブログで、募集馬の測尺の理想を胸囲172.0cm以上、管囲20.0cm以上・体重420~40キロと書いた。

この基準に上記3頭があてはままるかを以下にまとめた。

2項目当てはまるのがブラストワンピース、1項目がペルシアンナイト、0がベルーフとダイワレジェンドの18という結果となった。

ブラストワンピースは体重が451キロで×としたが、上限の440キロには正直、根拠がなく、便宜的な線引きとして設定したラインだ。

この表の結果を踏まえて、理想体重の上限を455キロまで引き上げてもいいかもしれない。

また、ベルーフの胸囲は171cmで、基準より1cmだけ下回っていただけだ。

したがって、〇1つを進呈してもいいかもしれない。

さて、ダイワレジェンドの18であるが、胸囲、管位、体重のすべての数値において、他の3頭を大きく下回る。

生まれ月が4頭の中で最も遅い4月23日というハンデを差し引いても、よい数字とは言えない。

募集価格40万円はこの辺の事情を反映したものではないだろうか。

(4)活躍したハービンジャー産駒とダイワレジェンドの18の写真を比較する

ツルマルワンピースの15(ブラストワンピース)の1歳募集時写真
オリエントチャームの14(ペルシアンナイト)の1歳募集時写真
レクレドールの12(ベルーフ)の1歳募集時写真

これはもう秒殺レベルの問題だろう。

こうして並べるのが気の毒なほど、ダイワレジェンドの18の馬体が大きく見劣りすることは明らかだ。

第一、筋肉量が違う。

ブラストワンピースの場合は迫力があって、1歳馬離れしている。

ペルシアンナイトは中型馬で、腹袋がスッとしていて、胸囲がやや物足りず、それほど目立っていい馬体とはいえないが、2歳8月の新馬デビューでいきなり勝利したが、このときの写真を見ると別馬のように成長している。

ベルーフはペルシアンナイトにも共通する血統的特徴がある。

それは母父がサンデーサイレンスという点で、こういった観点で両馬の馬体を見ると、柔らかい、バネのような弾力性に富んだ筋肉をまとっていることが見て取れる。

対して、ブラストワンピースは母父のキングカメハメハからきているはち切れんばかりの筋肉量を誇り、パワータイプの馬体だ。

ダイワレジェンドの18も母父がキンカメなので、筋肉を期待したいところだったが、この写真を見る限り当てがはずれた。

ただ、4月の遅生まれなので、今後の成長は期待できる。

(5)ダイワレジェンドの18の最終評価

上記3頭(ブラストワンピース、ペルシアンナイト、ベルーフはいずれも重賞馬。やはり、それらと比較するのは酷。

そこまで求めず、下級条件でコツコツ稼ぐ道があることを否定するものではない。

個人的には出資の対象から外したが、血統的な魅力からこの馬に賭ける人がいることはわかるような気がする。

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