6月1日(土)
【社台】
<牝馬>ラルゲッツァ、父グランデッツァ、栗東 ・平田修 厩舎
阪神5レース(芝1600m)福永祐一騎乗
ラルゲッツァの父グランデッツァはアグネスタキオン産駒で、G2スプリングステークスとG3札幌2歳ステークスとG3七夕賞の重賞3勝馬。
2012年の3歳春のクラシックを賑わした馬で、皐月賞(5着)、ダービー(10着)に出走している。
皐月賞はゴールドシップ、ダービーはディープブリランテが優勝した。
皐月賞ではグランデッツァはM.デムーロが騎乗して1番人気だった。
グランデッツァ(1番人気)、ワールドエース(2番人気)、ゴールドシップ(4番人気)の人気馬は後ろから行き、向こう正面ではゴールドシップは最後方だった。
それが4コーナーを回って最後の直線に向かうときには、いつの間にかインからゴールドシップが忍者のようにスルスルと伸びてきた。
ウチパクこと内田博幸騎手の好騎乗が冴えた一戦だった。
ダービーは岩田騎乗のディープブリランテが勝って、当時はまだ日本人騎手がクラシックお立ち台の時代だった。
グランデッツァの名前を聞くと、そんな思い出が去来する。
この懐かしい馬が種牡馬となって、産駒が社台から募集された。
グランデッツァを持っていた方でこの馬にでも出資されている方は多いのではないかと思う。
初年度産駒のラルゲッツァが2歳新馬戦が始まる初日のデビューを迎えることができたのは、出資者でなくても、感慨ひとしおだ。
さて、状態のほうは、5月29日(水)に福永騎手騎乗で坂路コース併せ馬の追切りで、半マイル54.2-39.9-25.8-12.7の時計を計上した。
以下、クラブホームページから平田調教師のコメントを引用させていただきます。
「最後まで食らいついていましたし、まずまず仕上がったといえそうです。少しピリピリしたところが出てきていますので、あとはレース当日のテンションがどうかでしょう
レースは7頭立ての少頭数となったが、シルクのリアアメリア(父ディープインパクト)など強敵揃いだ。
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