ソングオブウインドの武幸四郎、今度は調教師でウインドブラーハを夢の舞台へ

1 月26日(土)

【社台】

<牝馬>ウインドブラーハ、父ヨハネスブルグ、栗東・武幸四郎厩舎

京都4レース(ダート1200m)三津谷隼人騎乗

この時期、新馬の出馬ラッシュで除外馬多数。

本馬も先週の1月19日(土)京都4R・ダート1400m戦に54kg秋山騎手で出馬投票したものの、抽選で外れて除外の憂き目にあった。

今回は1回除外された権利持ちだが、ほかにも権利持ちの馬が多数いて、再度除外の心配があったが、無事なんとか出走にこぎつけることができてよかった。

ウインドブラーハの母メモリアルサマーで、本馬は武幸四郎厩舎。

とくればピンときた。

兄のソングオブウインド(父エルコンドルパサー)は2006年の菊花賞馬で、武幸四郎騎手に導かれて穴馬券を演出した。

年の離れたその弟を引退した武幸四郎が今度は調教師となって管理する。

ドラマだ。

父のヨハネスブルクは芝ダート兼用の短距離馬を出す。

代表産駒が牡馬のネロ(G3京阪杯2回)で、牝馬ではホウライアキコ(GⅡデイリー杯2歳ステークス、GⅢ小倉2歳ステークス)。

ヨハネスブルクといえば2018年のサイアーランキング28位。26位のディープブリランテ、27位のジャングルポケットの下という位置づけになる。

そこそこの成績といったところか。でも、短距離では勝ち上がり率がいい。

でもって、ウインドブラーハの価格は1口35万円のリーズナブルな設定だ。

クラブのコメントは以下の通り。

「1月23日(水)はCWコースで追い切られ、しっかりと動けていました。実戦で気難しいところを出さなければ楽しみです。」(ホームページより引用)

調子はよさそうだ。

いつもお世話になっております。

いかんせん、騎手が心細い。

短距離だから、追い出しのタイミングもへったくれもない。

スタートだけ気を付けてポンと出てくれさえすれば、馬の調子しだいで誰が乗っても逃げきってくれる、というのは言いすぎか。

ステイヤーの兄とは一味違う競馬を期待したい。

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