<牝馬>フラッシングジェム 、父エイシンフラッシュ、美浦・大和田成厩舎
中山 3 レース(ダート1800m)ルメール騎乗
![](http://soumaryouzanpaku.net/wp-content/uploads/2019/01/フラッシングジェム.png)
フラッシングジェムのおじにフィエロ (2009年生まれ、父ディープインパクト) 5勝がいる。
フィエロはいわゆる無冠の大器。
2014年と2015年のG1マイルチャンピオンシップやG2マイラーズカップ、スワンステークスなどの重賞を2着にきながら、勝利の栄冠を獲りこぼしている。
でも、フラッシングジェムの血統上のいちばんの特長として、一族にあのザ・ロックがいることだ。
イギリスとフランスでG1を7勝(英2000ギニー、愛2000ギニー、ムーランドロンシャン賞、セントジェームズパレス、サセックスS、デューハーストS、仏グランクリテリウム)したザ・ロックとは、いうまでもなくロックオブジブラルタル (1999年生まれ、父デインヒル)のことだ。
ロックオブジブラルタル は1400~1600m を中心に活躍した名マイラーと言っていい。
ロックオブジブラルタルはフラッシングジェムの3代母Offshore Boomの仔にあたり、母系に直接つながるわけではない。
だが、祖母のルビーがデインヒルの仔なので、母系にデインヒルをかけることで、強いマイラーが生まれるのだろう。
フィエロの活躍もこうした血統論で説明できる。
ならば。
フラッシングジェムにもマイルで活躍してもらおう。
デビューはダートの1800mを選んだが、その選択は吉と出るか、それとも。
1月9日(水)にウッドチップコースで古馬1000万下・チャロネグロと併せた。
「動きは水準以上です。他馬に寄っていく面はありますが一頭なら問題ありません」とはクラブホームページの大和田成調教師の談。
父エイシンフラッシュの適性はいまのところ未知数だが、この母系からどんな能力を引き出してくるか。
明日のレースに注目したい。
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