ルガールカルムは馬体派推奨馬/9月22日(土)サンデー出走新馬

2017年のサンデーサラブレッドクラブ募集1歳馬にロードカナロア産駒の牝馬が何頭かいる中で、私の目を惹く馬が2頭いた。

そのうちの1頭がこのルガールカルム(募集時馬名サンデースマイルⅡの2016)だった。

あとの1頭が私の出資馬ドナウデルタ(募集時馬名ドナウブルーの2016)だ。

当時のカタログ写真を並べてみると、ルガールカルム(サンデースマイルⅡの2016)のほうが断然いい。

👇ルガールカルム(サンデースマイルⅡの2016)

👇ドナウデルタ(ドナウブルーの2016)

骨量や馬体の張り、胸前やトモの筋肉のどれをとっても、ルガールカルムに軍配が上がる。こうして並べてみると、ドナウデルタは馬体が小さくて短足。貧相にさえ映る。あえて救いの言葉を差し伸べるなら、まだまだ成長途上、といったところだろう。

それでも私はドナウデルタ(ドナウブルーの2016)のほうを選んだ。根拠は血統的な背景が第一。第二に、全体的な雰囲気。直感というか、何と言うか、こう表現するのが一番しっくりくる。馬体派をかこつけている割には、雰囲気などどいうざっくりとした言葉でか表現できないのがもどかしい。

つまり、単純化して言うなら、相馬の永遠のライバルである馬体派ルガールカルム(サンデースマイルⅡの2016)か血統派ドナウデルタ(ドナウブルーの2016)かの選択と言っていいだろう。

去年の募集では、私は血統派に宗旨変えして、選択したことになる。

個人的に、この2頭はライバルと考えている。

馬体派が勝つか、血統派が勝つか。この2頭が近い将来、直接対決する日を待ち望んでいる。

9月20日のクラブホームページに掲載された調教助手の談では、

「終調整で馬なりで追いました。感触は良いですし、いかにも直線で弾けそうな走りをします」

と、気配良好。

田村調教師の談は

「態勢は整っていますので、本日はサラッと追いました。新馬ですので、このくらいで十分です。本馬の走りを楽しみにしていてください」と十分期待を持たせるコメントで、さらに9月12日には、同厩舎のメジャーエンブレムを引き合いに出しながら、

「先週の時点で仕上がり6分程度ながらオープン馬相手にいい動きを見せてくれました。今後の馬体面での成長を加味すると自ずと力が入りますよ」と出資者が欣喜雀躍するような言葉まで飛び出している。

ルガールカルムは先日の新馬戦2着のドナウデルタに対して、「お先に失礼!」と言って、そうそうに勝ちあがってしまうような予感がしてならない。

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