「相馬の水滸伝」という大層な名前を語っている以上、冷静に自分の1口馬主の成績をオープンにする必要がある。
相馬眼などというワケがわからないものの有無をとやかく言う前に、まずは冷静に数字を出して客観的に見るのが何よりだろう。
会社経営も同じ。
経営能力を判断するのは、数字を出せ、の一言から始まる。
以下の数字は、1口馬主DBから取った。
私が出資したクラブはサンデー、社台、シルク、東サラ、グリーンの5クラブ31頭。
このMYデータを公開する。
()カッコ内は平均
①勝ち上がり率 57.1%(41.0%)
⓶勝率 14.0%(9.3%)
③平均出走回数 11.3走(9.9走)
④平均獲得賞金 8419万(1919万)
⑤募集額回収馬率 19.4%(20.1%)
⑥出資回収率指標 264.7%
⑦控除前配当金 5578.5万
⑧償却済出資金 2107.1万
この数値を冷静に評価する。
まず、1口馬主をあくまでも投資の対象として考えるのなら、⑦-⑧で大幅黒字を計上していて、まずまずの成績と考える。
ちなみに、⑦は控除前と書いてあることから、この金額がまるまる私の手元に入ってくるわけではないから、誤解なきようにお願いします。
控除前配当金が高額なのは、歴代獲得賞金馬ランキング3位、1口馬主クラブ歴代獲得賞金馬ランキング1位馬のジェンティルドンナに出資していたことによる。
だから、④平均獲得賞金と⑥出資回収率指標 の数字が良好なのも、1発大きいところを当てたことから、こういう数字になった。
いわば、1頭のマグレ当たりで、平均値が上昇しただけで、数字のマジックといっていい。
一方、相馬眼を見る数字として、重要なのは①勝ち上がり率と⑤募集額回収馬率だ。
一見すると、勝ち上がり率57.1%は、平均の41.0%を上回っている。
これは、私に馬を見る目がある、ということなのだろうか?
答えは微妙。
もちろん、未勝利馬をつかむ確率が平均よりも低いので、「ある程度走る」馬を選択できる目はある。
しかぁし。
その割には、⑤募集額回収馬率が19.4%と、平均の数値(20.1%)を下回っている。
これは、どういうことなのか?
つまり、勝ち上がって1勝はするけれども、その後は泣かず飛ばずで、馬代金を回収できないことが多い、という事実を表わす。
上の数字には反映されていないけれど、経費には馬代金のほかに、1口馬主には維持費(飼料代、保険代など)がある。
1勝しただけの500万下条件馬を持つということは、その馬が引退するまでずっと維持費を払い続けるということになる。
勝てないので、入ってくる賞金よりも、月々の出費のほうが多い。
牝馬なら最長6歳の春まで、牡馬は馬齢に関係なく、引退まで赤字が続く。
これは投資効率からみても、未出走馬を引くよりもたちが悪い。
未出走であれば、短期で清算できて、ある程度のバックされるお金がある。
損切りできて、返還金を次の出資馬の代金の一部に充てることができる。
だから、①勝ち上がり率よりも、⑤募集額回収馬率、の方が大切なのだ。
相馬眼がある、というのは、この数字が平均値よりも大幅に上回ることを意味する。
ブログ主「トンボの眼鏡」には相馬眼があるか?
残念ながら、NOという残酷な答えが数字から突き付けられている。
目標は決まった。
この⑤募集額回収馬率の数字を今より上げて、平均値(20.1%)に追いつき、追い越せ、
ひっこ抜け♪、じゃなかった、大幅に上回る。
これは長期間かかるかと思うが、これが私の目指すものだ。
その前に資金が尽きるかもしれない。
潤沢な資金があればいいが、ジェンティルドンナを引き当てて以降、当たり馬には巡り合えず、せっかく稼いでくれた賞金を走らない馬たちの代金で消費、浪費している。
ブログ主は非正規雇用で、昨今、年収が激減している。
出資馬が走らず、賞金が入ってこなければ、確実に破産する。
正直に話すなら、今のところ、首の皮一枚残っている、という状況。
起死回生のV字回復なるか。
みなさん、貧乏1口馬主会員のリアル
DEAD OR ALIVE
の結末をお楽しみください。
心優しい読者の皆様の応援をいただければ、この上ない喜びです。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
一部の心無い読者(早く、破滅するところを見てみたい)も歓迎します。
1口馬主の趣味は、余裕のあるお金でやるものだ。
人生を1口馬主に賭けているなんて、馬鹿じゃない。
こんなお叱りの声を聴きながら、
これにて、ブログ主の挨拶を終わらせていただきます。
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