【突然引退へ】【ウィルパワーの18(ヴィレンスクラフト)】サンデーSクラブ2歳

本日(5月8日)、衝撃的なニュースが飛び込んできた。

サンデーサラブレッドクラブの2歳馬ヴィレンスクラフト(ウィルパワーの18)が引退・繁殖入りするという。

入厩直後から右側の披裂軟骨の麻痺いわゆるノド鳴りが確認されていたが、患部に細菌が感染し、症状が悪化。チューブによる気道の確保が必要な状況にまで重篤化した。

そこで、関係者との協議がはかられ、本日、このような苦渋の決断が下されたとのこと。

このウィルパワーの18には募集時から馬体に目を惹くものがあり、このブログでもさんざん騒いできた馬だけに、今回のような事態になったのはとても驚いているし残念だ。

命だけは助けてもらって、なんとかいいお母さんになってもらいたい。

マイル王インディチャンプの妹という良血を後の世代に残すのが本馬の使命となった。

ヴィレンスクラフトという名前はドイツ語で「気力」という意味。

なんとか、気力を振り絞って生き延びてほしい。

とにかく無事に。

経過観察中ですが、引き続き苦しそうな呼吸で、チューブによる気道の確保が必要な状況です。また、ノドの症状としては、披裂軟骨周囲の以前からの炎症箇所が硬化しており、しこりのようになって披裂軟骨を圧迫しています。今後の治療方法は、まず炎症が治まるのを待ってチューブを取り外し、その次の段階として硬化した炎症部分の切除することが考えられます。しかし、現時点ではいつ治療に当たれるか目途が立てられず、調教再開までには相当の時間がかかる見込みです。また、これらの処置によってノド鳴りの症状が改善されるとは限らないだけでなく、今後炎症が再発してしまうことも考えられます。そのため牧場獣医師を交えて協議した結果、本馬のデビューを断念し、引退・繁殖入りさせることにしました。なお、加入している競走馬保険の指定獣医師から、競走能力喪失に該当するとの診断を受けています。

これから2歳新馬戦が始まる時期にこのようなお知らせをしなければならないのは、クラブとしても断腸の思いです。デビューを楽しみにされていた出資会員の皆様におかれましては残念極まりないと存じますが、対象が生き物であるがゆえに不測の事態が起こりえることをご賢察いたがき、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。保険に関する事項を含めた引退に関するご連絡は、後日書面にてお送りいたします。

サンデーサラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。

👇ランキングをクリックしていただければ幸いです。

にほんブログ村 競馬ブログ 馬主・一口馬主へ

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

スポンサーリンク