3月8日(日)
【社台】
<牡馬>アバディーン、父ルーラーシップ、栗東・大久保龍志厩舎
阪神 4 レース(ダート1800m)松山弘平騎乗
アバティーンははじめ3月1日(日)阪神・芝2000m戦をデビューに予定していたが、「追い切りではまだトモの踏み込みが甘いところがありました。また、現状で芝よりもやはりダート向きに映るため、今週は見送って来週のダート戦でデビューさせることにします」という大久保調教師の判断で、急遽3月8日(日)阪神・ダート1800m戦へ変更となった。
下の大久保師のコメントでは、「ダート適性はあると思います」と語っているが、念のため調べてみた。
まず、アバティーンの母アスクデュピティは5勝はいずれも芝コースでダートは東京の1400mの未勝利戦で3着という記録がある。
アバティーンのきょうだいたちを見ていこう。
母のアスクデュピティの初仔のパンズラビリンス (牝馬、2011年生まれ、父メイショウサムソン、1勝)は阪神の1800mのダート戦を未勝利で勝っている。
2番仔のミュゼスルタン(牡馬、2012年生まれ、父キングカメハメハ、 3勝)は、3勝のうち、東京の1000万下1800mのダート戦青梅特別を勝っている。
3番仔のチェリークォーツ (牝馬、2013年生まれ、父ワークフォース)は未勝利でダート戦を3回使って一度も勝っていない。
4番仔のファウンダー (牡馬、2014年生まれ、父ローエングリン)は未勝利で、芝を2戦してダート戦績はない。
以上を見てきてわかるのは、きょうだい達でダートを勝ったことがない馬は未勝利馬なので、ダート適性というより、もとより競走馬としての素質がないということでよいと思う。
上の2頭(パンズラビリンス 、ミュゼスルタン)はダート戦勝利の実績があるから心配ない。
続いてアバティーンの父ルーラーシップだが、産駒のダート戦の勝利数は91勝(1,152戦)。
芝のほうが勝ち数は三倍近く多い(2,768戦247勝)が、ダートでこれだけ勝てていれば不安はない。
データ面でだいじょうぶ。
あとは本番、松山騎手の手綱を信じるだけだ。
3月4日(水)は坂路コースで追い切られ、半マイル54.1-38.8-25.0-12.4の時計をマークしました。大久保龍調教師は「デビューを1週延ばしましたが、まずまずの動きでした。使いつつのタイプかもしれませんが、ダート適性はあると思いますし、楽しみです」と話しています。
社台サラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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