サンデーサラブレッドクラブ所属馬のマイナー種牡馬ともいえるバゴ産駒がぽんぽんと続けて強い勝ち方で新馬を勝ちあがって、9月は幸先いいスタートを切ったかと思いきや、その後、続けてデビューしたロードカナロアとオルフェーヴル産駒があらあらの結果となっている。
この現在、売り出し中の両種牡馬の産駒が新馬戦で立つ続けて取りこぼしている事態となっている。
チャーチスクエア(単勝1.5倍、1番人気)、ドナウデルタ(単勝2.3倍、1番人気)、オーロトラジェ(単勝2.2倍、2番人気)そして今日のポルトラーノ(単勝1.8倍、1番人気)といずれも1~2番人気で、しかも単勝オッズが1~2倍台の馬だ。普通なら、テッパンと言われる馬たちが、ことこどく苦杯を味わっている。
しかも、負けた相手がブラックダンサー(ドナウデルタは2着)、もウレキサイト(ポルトラーノは2着)と2頭のブラックタイド産駒というのだから、何とも不思議な取り合わせだ。
ブラックタイドといえば、代表産駒のキタサンブラックは新馬勝ちのあと3連勝と、仕上がり早ではあるが、本格化するのは古馬になってからで、晩成のステイヤーというイメージが強い。それなのに、今年の産駒は2000mの中距離も1400mの短距離もこなして新馬勝ち。
どうなっているの?
ちなみにブラックダンサーもウレキサイトもノーザンファームの生産馬。
だから、ノーザンファーム内の争いが熾烈なものとなっていることが見て取れる。
上記4頭は、いずれも近いうちに未勝利を勝ちあがれるだろうから、新馬2着でどうこうと騒ぐのも「競馬をわかってない」と非難されて仕方ない。
ともあれ、馬券ファンとしては、サンデーサラブレッドクラブ所属馬で新馬戦で人気でも疑ってかかるのが得策だろう。
単勝勝負は避けて、馬連のヒモで活用する。
2番人気以下の馬の単勝で勝負する。
などの馬券作戦が有効かもしれない。
それと、今日勝ったウレキサイトはシルクホースクラブ所属馬なので、シルクの勢いを改めて実感させられる。
トレンドはサンデーからキャロット、そして昨今はシルクへと移っている。
社台は?
蚊帳の外と言われないようにガンガレ。
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