本ブログや姉妹ブログの『相馬の梁山泊』で、最近、スクリーンヒーロー産駒ネタを連続投下している。
https://ameblo.jp/aromacandle777/entry-12599236090.html
熱心に読んでいただき、ありがとうございます。
御礼申し上げます。
その一方で、
「スクリーンヒーローなんて興味ないよ」
「オークス2着って言ったって、勝てはしないんだから。それより勝ったエピファネイア産駒のことを取り上げてくれよ」
こうした声が聞こえてきそうだ。
(実際は、好意的なコメントで大変感謝しています。「こうした声」は幻聴です)
だったら、病院へ行け。
めがね君のツッコミはほっといて、続けます。
実は、スクリーンヒーロー産駒のことを考えるということは、モーリス産駒のことを考えるということにつながる。
それは、当然、モーリスの父はスクリーンヒーローなのだから。
ボクは、『相馬の梁山泊』の記事
「【スクリーンヒーロー産駒行けるか】社台2020募集馬の血統を考察する」
で、スクリーンヒーロー産駒でサンデーサイレンスの3×3のクロスが異常に多く、しかも、こうしたクロスを持つ馬の勝ち上がり率が高い、という話をした。
ということは、スクリーンヒーローの子どもであるモーリスは1代進んでいるので、今度はサンデーサイレンスの4×3のクロスを持つモーリス産駒でも同様の傾向が見られるのではないか?
そんな仮説が浮上する。
それで、調べてみた。
サンデー、社台、G1の各クラブのモーリス産駒2歳馬で、サンデーサイレンスの4×3のクロスを持つ馬が何頭いるかを。
驚愕の結果となった。
サンデーサラブレッドクラブからのモーリス産駒2歳馬では、
レガトゥス、アルビージャ、ブエナベントゥーラ、インナリオ、アメイジングタイム、インフィナイト、ドナウエレン、ジェラルディーナ
(以上、9頭中8頭が該当)
社台サラブレッドクラブからのモーリス産駒2歳馬では、
トゥーフェイス、ミニマリズム、ベリエドール、ブールアネージュ
(以上、4頭中4頭が該当)
G1サラブレッドクラブからのモーリス産駒2歳馬では、
ベルリナーレ、ルティレ、プレフェリータ、テンバガー、インフィニタス
(以上、5頭中5頭が該当)
って、18頭中、17頭が該当するんじゃなえーか。
サンデーのクロス持ちじゃないのは、サンデーサラブレッドクラブのラルナプレナだけ。
モーリスはサンデーサイレンスの孫世代の繁殖牝馬につけまくっている。
こうしたクロスがどう影響するか、見ものですね。
あまりに多すぎるので、逆にモーリス産駒2歳馬でサンデーのクロスを持っていない馬の勝ち上がり率をクロス持ちと比較してみるといい。
今年の2歳馬を見るときの視点がこれで定まった。
定点観測の結果は、1年後のこのブログでまとめて発表します。
楽しみに待っていてください。
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