約1年前の2019年3月30日に「相馬の水滸伝」でウラノメトリアについて以下の記事を書きました。
上の記事をリブログします。
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今日(3月30日)[注.2019年3月30日]、サンデーサラブレッドクラブのウラノメトリアが阪神4レース芝2000m戦に吉田隼騎手で出走し、1番人気も7着に敗れた。
好走するも勝ちきれない、もどかしいレースが続いている。
この馬は2017年に募集された馬で、当時の募集馬名が「ミクロコスモスの16」。
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fsoumaryouzanpaku.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F03%2F%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%81%AE16_page-0001-1.jpg)
上の写真を見ると、豊かな筋肉量を誇る好馬体が目を引く。
当時は「ゆるっゆるで仕上げるのに時間がかかりそう」という感想で出資候補からは外した。
デビューは2歳の12月22日の阪神競馬場の芝1800mの新馬戦。
ルメール騎乗で2着と好走した。
馬体重は492キロ。矢作調教師はうまく調整して年内デビューにこぎつけた。
ウラノメトリアの父はルーラーシップで、産駒は体躯が大きく出て、好馬体に映るも、仕上がりが遅く、晩成タイプの馬が多い。
この馬も例外ではない。
だから、春のクラシックにはどうか。疑問符がつき、POG向きではない。
でも、秋以降グングンと成長し、キセキやダンビュライトのような活躍馬も出す。
ただ、ルーラーシップ産駒はキセキやダンビュライトがそうであるように、ピリッと切れる脚はなく、前めで先行して粘って押し切ったり、逃げ残ったりというレース運びを得意とする。
それには、微妙なペース配分で先行するレース運びができるか否かが重要なキーポイントとなり、気性面での高い操縦性という条件が求められる。
ウラノメトリアが勝ちきれないのは、この点に尽きる。
2歳時から去勢してセン馬となったように、気が悪くピシッと折り合ったレースができない。
「前走も乗せてもらっていたので力があるのはわかっていました。しかし、今日は返し馬から気負っていたのは気になりました。道中はズブさがあって、おっつけて追走になりました。また、左回りのあとだからか直線では右に寄っていました。チークピーシーズはあまり効いていないかもしれません」
というクラブホームページの吉田隼人騎手のコメントがすべてを物語っている。
ここまで、ネガティブなことばかり書いたが、光明もある。
それは、ウラノメトリアの母父がネオユニヴァースである、ということ。
以前にも書いたが、母父ネオユニヴァースは、ルヴァンスレーヴがその代表であるように、高いダート適性を示す。
活躍馬はまだそれほど出ていないが、ダート馬の今後のトレンドとなることが予想される。
だから、出資者のみなさんもまだ諦めないでほしい。
今後、ダート転向すれば一変する可能性は十分ある。
ウラノメトリアがその圧倒的なパワーとスピードでダート重賞を先行押し切り勝ちする場面が目に浮かぶ。
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ウラノメトリアは2020年3月29日現在3勝クラスに在籍しています。
でも、オープンで張れる馬だと思います。
この馬には、ダート重賞の常連になってもらいたい。
今後ともがんばってもらいたいと思います。
![](http://soumaryouzanpaku.net/wp-content/uploads/2020/03/ウラノメトリア.png)
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