1月25日(土)
【社台】
<牝馬> アスワンサンセット、父Pioneerof the Nile、栗東・松永幹夫厩舎
京都 6 レース(ダート1800m)福永祐一
最近、種牡馬の訃報が相次いでいる。
1月20日にエンパイアメーカーが亡くなったというニュースが飛び込んできた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-01210199-nksports-horse
エンパイアメーカーはアスワンサンセットの祖父にあたる。
この馬の日本での産駒は、はじめは名前の通り、ダートで次元の違う強さを見せたイジゲンを出し、ダート適性の感触を臭わせていたが、G2中山記念とG3中山金杯などの芝の中距離で本領を発揮したフェデラリストを出して、芝・ダート兼用をアピールした。
しかし、アメリカで生んだPioneerof the Nile(パイオニアオブザナイル)はサンタアニタダービー(GⅠ)などに優勝し、その産駒からはアメリカクラシック三冠馬、American Pharoah (アメリカンファラオ )を輩出した。
アスワンサンセットもこうした血統的背景からデビュー戦をダート1800mに選択した。
京都 6 レースは混合戦で、牝馬の本馬は不利が予想される。
しかし、あのアメリカンファラオを出した血統だから、このハンデを乗り切って、牡馬を蹴散らすシーンも想像される。
何より名前がいい。
ナイル川のアスワンハイダムに沈む夕日。
なんてロマンチックな名前をつけてもらったんだ。
レースでは、この素敵な名前をアナウンサーから連呼してもらいたい。
1月22日(水)は坂路コースで追い切られ、半マイル54.3-39.0-25.1-12.8の時計をマークしました。悪くない動きでしたし、緒戦としてはまずまずの態勢が整ったといえそうです。良くなるのはまだ先と思われますが、現状でどれくらいの走りができるか注目したいと思います。
社台サラブレッドクラブの公式ホームページより引用させていただきました。
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