凱旋門賞が終わった。
今年も日本馬の悲願達成ならず。
エネイブルの三連覇もならず。
で、勝ったのはガリレオ産駒のヴァルトガイスト。
なんだか力が抜けた。
と言っても初めから力を入れて日本馬を応援していたわけでもない。
フィエールマンとブラストワンピースの出資者以外の大半の1口馬主は、ホッとしているというのが正直な感想ではないか。
日本馬の凱旋門賞初制覇は自分の馬で、と大それた野望を誰しも内心持っているだろうから。
私もそのひとり。
でも、フィエールマンとブラストワンピースが負けてよかった、というのとはちょっと違う。
日本馬が負けて悔しい、という思いも確かにある。
それにしても、ガリレオ産駒でないと勝てないのか?
ガリレオの子を日本で走らせても、重賞すら勝てない。
だから凱旋門賞行きのチケットが手に入らない。
そんなジレンマ。
これがなんだか気が抜けた、力が抜けた理由だ。
そもそも凱旋門賞自体が特殊なレースで、日本馬がこのレースを勝つことにどれほどの意味があるのか。
これだけ日本の馬がフランスに渡って勝てないと、こんな考えさえ抱いてしまう。
ともあれ、来年、再来年こそ凱旋門賞を自分の馬で。
そんな誇大妄想も決して安くはない1口馬主の馬代に含まれている。
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