8月10日に行われたアメリカG1アーリントンミリオン(芝2000メートル)に勝利したブリックスアンドモルタルを社台ファームが購入したことをアメリカ競馬専門紙「blood horse」電子版が報じた。
来年から社台スタリオンステーションにてスタッドインする。
https://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/235177/bricks-and-mortar-dominates-arlington-million
ブリックスアンドモルタルはアメリカの芝G1を5勝している。
ペガサスワールドCターフ(芝9.5F)
オールドフォレスター・ターフクラシックステークス(芝9F)
ターフクラシックS(芝9F)
マンハッタンS(芝10F)
アーリントンミリオン(芝10F)
この戦績に加え、父は日本でもおなじみのジャイアンツコーズウェイ(Giant’s Causeway)で、G1マイルチャンピオンシップを勝ったエイシンアポロン(牡馬、2007年生まれ)を出している。日本の芝適性は明らかで、ブリックスアンドモルタルがその産駒であれば、いよいよ期待が膨らむ。
血統表から見たブリックスアンドモルタルの押し材料はStorm Bird の3×3のクロスを持つことだ。
Storm Birdは産駒のStorm Catを通してタバスコキャット、ジャイアンツコーズウェイ、ヘネシー、日本で活躍する多くの種牡馬を輩出した。Storm Cat産駒のシーキングザダイヤは芝、ダート兼用だったように、この血統は芝馬ばかりではなく、ダートの大物を出すこともある。
ディープインパクトを失った社台グループはすかさず次の一歩を踏み出した。
落胆ばかりしていないで、機敏に次の一手を打つのはさすがだ。
ブリックスアンドモルタル産駒がクラブで募集されたら、必ず出資しようと思う。
どんな子が送り出されるか。今から待ち遠しい。
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