2019年のジョッキー部門リーディングで4月29日現在で川田将雅騎手は58勝。2位ルメールの43勝を大きく引き離して、首位を独走中だ。
今年の川田騎手の特徴は1番人気に支持された馬を確実に勝たせていることだ。
1番人気馬に全部で83頭騎乗して(37,16,5,25)という成績を見ると、断然、人気を背負っての勝負強さを示している。
1番人気での勝率が4割4分5厘。半数近くの馬を勝たせている。
今年の競馬必勝法。
1番人気の川田を買え
これは間違いない。
単勝で買うか、馬単で買うかは迷うところだが、少なくとも、1番人気で2着が16回に対して、1着は倍以上の37回きているから、馬連よりも馬単勝負だろう。
ただ、川田騎手は4月21日の京都9Rでメイショウロセツ(5着)に騎乗し、最後の直線で内側に斜行してトーホウアルテミスがつまずいた件で4月27日から5月4日まで8日間(開催4日間)騎乗停止となっている。
川田馬券での勝負は騎乗停止明けから実行ということになる。
1番人気の勝率がいいということは、川田はいい馬に乗せてもらっているってこと。だから、勝つに決まっているだろう。
口さがない人は、そう言うだろう。
しかし1番人気馬をすんなり勝たせることは、それほど生易しいことではない。
1番人気をきちっと勝たせるから、馬主や調教師の信頼が厚くなり、ますますいい馬の依頼がくる良好な循環にある。
そう考えれば、今後とも川田騎手の1番人気の乗れば、間違ったことにはならない。