(1)菊花賞組が上位
天皇賞は、4歳馬の菊花賞1~3着馬(フィエールマン、エタリオウ、ユーキャンスマイル)対古馬(クリンチャー、リッジマン)の対決の図式でいいと思う。
そうすると、近走の成績から古馬陣を主軸に取りづらく、菊花賞組から馬券を組み立てるのが本筋だろう。
菊花賞組3頭の問題点から先に書く。
(2)菊花賞組のマイナスポイント
①フィエールマン…前走のAJCCで2着と取りこぼしているように、菊花賞を勝ったが、1800~2000mがベスト。スタミナよりも瞬発力を身上とするので、3200mの古馬G1ではどうか。
②エタリオウ…成績の安定感からすれば、フィエールマンと双璧。だが、1着が少なく、2着が7回。こういう馬は勝負どころで気を抜いたり、好位置に出していけず、後ろから行って届かなかったりと、気性に問題がある。大一番で頭まではどうか。
③ユーキャンスマイル…万葉S2着⇒ダイヤモンドS1着の上り馬でスタミナは抜群。でも、一線級との対戦はなく、力負けするのではないかという不安がある。
以上3頭がマイナスポイントを克服できた馬が天皇賞の栄冠を勝ち取ると見た。
(3)本命はフィエールマン
菊花賞がそうであったように、スローで流れて、直線の瞬発力勝負になれば、この馬の右に出るものはいない。
今回の天皇賞も同じような流れになる公算が高い。さらに、フィエールマンを前走で負かしたシャケトラがいないので、今日はフィエールマンの独壇場となる可能性が高い。
対抗はエタリオウ。去年の勝ち馬レインボーラインを挙げるまでもなく、父ステイゴールドの底力には嫌という思い知らされている。エタリオウはこのメンバーなら恥ずかしいレースはしない。
ユーキャンスマイルは各から3番手扱いの△評価。近年の天皇賞連対馬でダイヤモンドステークスを経由したのは、15年2着のフェイムゲームしかいない。ローテーション的にもユーキャンスマイルは△で妥当だろう。
(4)穴馬はメイショウテッコン
この予想の前提は、レースがスローで流れての瞬発力勝負になったらだ。もし、この仮定が崩れたら、思わぬ穴馬が台頭する可能性がある。
逃げるのは5番のメイショウテッコンか13番のロードヴァンドールだろうが、より内枠に入ったメイショウテッコンが行くだろう。
この馬が飛ばして逃げると、フィエールマンの目算が狂って、メイショウが逃げ切る、もしくは逃げ残るというシナリオも考えられる。そこで▲にメイショウテッコンを押さえにしたい。
(5)平成最後を飾る天皇賞を期待
本来はシャケトラが1番手評価だったが、不幸な結果となって残念だ。
ここは4歳馬の菊花賞組にがんばってもらって、記憶に残る平成最後の天皇賞にしてもらいたい。
馬券は馬連で10-2、10ー5、10-9、5-2、5-9の6点。
みなさんも馬券ゲットめざしてがんばってください!
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