ノーチカルチャートがデビューにダート戦を選んだ理由。

3 月3日(日)

【社台】

<牡馬>ノーチカルチャート、父ジャスタウェイ、栗東 ・奥村豊厩舎
阪神6レース(ダート1800m)松若風馬騎乗

ジャスタウェイが種牡馬として供用されて、初産駒が去年デビューして、出走頭数が100頭を超えた(2019年2月24日現在)。

データはそろい始めたが、産駒の特徴がまだつかみ切れていない。

父のハーツクライから類推すると、芝適性のクラシックデイスタンスで、晩成というイメージをそっくりと重なていいものか。

産駒の牡馬で活躍中のアドマイヤジャスタ(500万下紫菊賞 芝2000 m)や ヴェロックス(オープン若駒S 芝2000m)などの戦績を見ると、牡馬についてはまさにハーツクライの遺伝子を受け継いでいると見ることができる。

牝馬ということもあるが、夏の早い時期に2歳オープン(芝1400m)を勝ったアウィルアウェイの活躍を見ると、案外仕上がり早で、奥手のイメージは早計のような気もする。

さてジャスタウェイ産駒のノーチカルチャートがデビュー戦にダート1800mを選んだのは意外な気がした。

産駒の芝、ダートの勝利数(2019年2月24日現在)を比べてみると、芝は19勝(234戦)、ダートは6勝(76戦)と、勝率はほぼ互角ながら、芝を多く使って勝ってきている。それなのに、なぜ新馬戦をダートでおろすのか。理由を考察してみた。


ノーチカルチャートは本来2月16日(土)の京都・ダート1800m戦への出走を予定していた。ところが、クビの筋肉痛を発症して出馬投票を見送ったという経緯がある。ケアの甲斐もあり、回復して今回のデビューとなったが、去年の10月にはDDSPを発症したことからもうかがえるように、本来この馬は体質面で問題を抱えていた。

体躯への負担が重い芝コースのレースよりも負担の軽いダートを選んだのは、このような事情があったものと推測される。

ともあれ、調教の近況だが、クラブホームページによると以下の通り報告されている。


2月27日(水)は松若騎手が騎乗してCWコースで追い切られ、5F70.3-54.3-39.7-12.3のタイムをマークしました。松若騎手は「硬さはなかったですが、もう少しトモがしっかりしてくれるといいですね」と話していました。頸の筋肉痛の症状は解消していますし、まずまずの態勢が整いましたので、好レースを期待したいと思います。

辛口のコメントだが、無事にデビューできたことは何よりだ。3歳春のクラシックを意識するあまり無理するとよくない。末長い活躍を見越して、ここはじっくりと見守りたい。

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