第6位 ノーザンファームJRA・G1完全制覇
第5位 藤田菜七子、女性騎手の通算最多勝利記録を更新。
第6位 ノーザンファームJRA・G1完全制覇。
12月28日のホープフルステークスでサートゥルナーリアが勝利を収めた。
これでJRA・GⅠを完全制覇した。今年のG1勝利は16勝。獲得賞金は
162億1,150万円。8年連続で首位。
昨年が145億6,076万円だから、17億円をさらに積み上げたことになる。勢いはとどまるところを知らない。
2位の社台ファームは63億4,538万円だから、80億円も差が開いてしまい、背中も見えない。
特にノーザンファーム天栄の成功で、アーモンドアイを筆頭に関東馬の活躍が目立った。
かつては栗東の坂路調教の影響で西高東低が顕著となり、国枝調教師は、関西に異動させてくれとJRAに泣きついた、とか。
その話はいまや昔。来年のクラブ募集馬はサンデー関東人気は必至。
札束が飛ぶかう空中戦となろう。
最新鋭のステルス戦闘機の前に、私のおんぼろプロペラ複葉機はまともに戦う前に、まずは無事に飛び立てるか? ガソリン切れで、飛行場待機もある。
・・・💛・・・💛・・・💛・・・💛・・・💛・・・💛・・・💛・・・💛
第5位 藤田菜七子、女性騎手の通算最多勝利記録を更新。
2018年のジェンダーギャップ指数(各国の社会進出における男女格差を示す指標である)が先ごろ発表された。日本は149カ国中110位。
東京医科大学では入試で女子受験者らの点数を操作し、合格者数を抑えていたなどの一連の不正問題が発覚して、安倍政権の「一億総活躍」がお題目にすぎないことが露呈した昨今、競馬界での藤田菜七子の活躍が、鬱屈(うっくつ)した思いを少し吹き飛ばしてくれた。
2016年のデビューから今年で3年目で、通算47勝。
今年のJRA最終成績は27勝(40位)で、昨年の14 勝から勝ち星を約倍増させた。
今年の成績がいかに凄いかというと、同じ27勝40位に勝浦正樹や菱田裕二の中堅ジョッキーの名前が並んでいることからもわかる。
一時期は、久々の女性ジョッキー誕生の話題だけで取り上げられて、成績がついて行かず、今年の前半(1月~6月)は9勝と伸び悩み、1つも勝てない月もあったが、後半に18勝とうなぎ上りに成績をあげた。何かをつかんだのだろう。
1月-2勝、2月-2勝、3月-0勝、4月-2勝、5月-1勝、6月-2勝、
7月-2勝、8月-5勝、9月-3勝、10月-1勝、11月-5勝、12月-2勝
クラブ馬ではサンデーサラブレットクラブのトリプライトで2月17 日、小倉競馬場の500万下戦で勝利に貢献してくれた。
勝利数では、すでにG1騎乗可能な31勝をクリアーしている。
来年はどの馬でG1騎乗の姿が見られるか、楽しみだ。それがクラブ馬なら、なおのこと。
藤田騎手が将来、重賞戦線で活躍して女性ジョッキーを冠せずに、ニュースとなる時代が早くきてほしい。
<!– /wp:image —