プライドランドの募集時名はザズーの2016。
当時、血統表やカタログ写真を見て考えたことをいま記憶を辿って思い出そうとしている。
まず、母父Tapitにひっかかった。
種牡馬のTapitと言えば、初年度からスターダムバウンドを出した。スターダムバウンドは、G1競走3勝を挙げてエクリプス賞最優秀2歳牝馬に選出される活躍馬で、Tapitはいきなり北米リーディング2歳サイアーとなった。
その後も、アメリカダート界で活躍する多くの馬を輩出し、日本でもフェブラリーステークスなどを勝ったテスタマッタが産駒だ。
こんなバリバリのダート馬をディープインパクトに合わせて大成するのだろうか、というのが最初に思った疑問。
いったん先入観ができてしまうと、馬体をまともに見ようとしない。
1口価格も250万円と予算を越えていたことも手伝って、真面目に見た記憶がない。
でも、母父Tapitといえば、先日サウジアラビアRCを今年鮮やかに勝利して、デビューから2連勝を飾ったグランアレグリアがいる。
このプライドランドもグランアレグリアと同じディープインパクト産駒。
2頭の募集写真を並べてみると、共通点がある。
●プライドランド
●グランアレグリア
長い胴に短い背中。長躯短背は走る馬の特徴だ
全体的な肉付きや馬体のしなやかさはグランアレグリアが勝る。けれど、母父Tapitは案外、ディープインパクトとの相性がいいかもしれない。
ダートの強豪を生んだTapitだが、ディープインパクトのブルードメアサイアーとなると、いい芝馬を出すことがグランアレグリアの重賞優勝で明らかとなった。
さて、最終追いは10/11(木)に坂路コースで行われ、半マイル54.4-39.6-25.7-12.7の時計をマークした。
この馬を含めて土日にクラブからディープインパクト産駒が3頭立て続けにデビューする。
ディープ産駒は夏競馬では降ろさず、秋以降のデビューがいい。秋も深まりいよいよディープの季節になったと実感している。
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